こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
この記事を読んだ後には楽天モバイルとWiMAXのどっちが、あなたに合うか選択できるでしょう!
実際にWiMAXと楽天モバイルを併用している筆者が、メリット、デメリットをお伝えします。
記事前半では楽天モバイルとWiMAXの違い、後半は注意点やお得に利用するポイントを解説するので、ぜひ参考にしてくださいね!
※すぐにどっちが良いか知りたい!という方は、「楽天とWiMAXオススメはどっち?」からどうぞ!
楽天とWiMAXを徹底比較
楽天モバイルとWiMAXの違いを、7つのポイントから比較しよう。
ここからポイントごとに解説するよ。
通信エリア・対応回線
楽天モバイルとWiMAXの通信エリアと、回線を比べてみよう。
楽天モバイルの利用可能エリア
楽天モバイルは、楽天回線エリアとパートナー回線エリアが利用できる。
- 楽天回線エリアは、楽天モバイルが自社で構築している通信エリア
※5G・4G LTE:800MHz非対応 - パートナー回線エリアは、auが楽天モバイル向けに提供している通信エリア
※4G LTE:800MHz対応 - 海外データ通信のローミング
エリアマップから利用場所を確認しておこう
WiMAXの利用可能エリア
WiMAXは「スタンダードモード」「プラスエリアモード」の通信エリアが利用できる。
- スタンダードモードは、au 5G・au 4G LTE(800MHz非対応)・WiMAX 2+対応
- プラスエリアモードはau 4G LTE(800MHz対応)が利用でき広範囲のエリアをカバー
※800MHz帯はプラチナバンドとも呼ばれ、電波が広範囲に届きやすく障害物を回り込む特徴がある
楽天とWiMAXの通信回線は周波数の違い
楽天モバイルとWiMAXは同じく5G・4G対応だが、利用できる周波数帯の数が違う。
楽天モバイルの周波数帯
- 楽天回線 4G LTE:1,7GHz
- パートナー回線 4G LTE:800MHz
- 楽天回線 5G:3,7GHz・28GHz
WiMAXの周波数帯
- スタンダードモード 4G LTE:1,7GHz・2GHz・2,5GHz
- プラスエリアモード 4G LTE:800MHz
- WiMAX 5G:3,7GHz
WiMAX +5Gではau・ドコモ・ソフトバンクの主要な2つの周波数帯に対応している為、通信エリアが安定してきたんだ。
楽天モバイルは後発で割り当てられた周波数帯が少ない為、パートナー回線で補う形をとっている。
周波数の特性
周波数が高いほど通信速度は速くなるが、障害物に弱い特性がある。
ドコモ・au・ソフトバンクの大手通信キャリアはプラチナバンドと呼ばれる、障害物に強い周波数帯を利用しているから電波が繋がりやすいんだ。
楽天とWiMAXのプラチナバンド
楽天モバイルやWiMAXは、通信速度重視の高い周波数帯で下記のような特性がある。
総務省:デジタル変革時代の電波政策懇談会(第2回) 説明資料より引用
通信エリアを補う為に楽天モバイルやWiMAXは、auのプラチナバンドを「パートナー回線」や「プラスエリアモード」として利用している。
WiMAXが5G対応になになり一部のプラチナバンドが5Gとして利用できるようになり通信エリアが改善したんだ。
通信速度
WiMAXと楽天モバイルの実測値をポイントごとに比較しよう。
WiMAX・楽天モバイル測定結果
サービス | ダウンロード アップロード | レイテンシ |
楽天モバイル 4G回線 | 29.1Mbps 10.2Mbps | 28,4ms |
WiMAX 2+ 4G回線 | 51.8Mbps 12.4Mbps | 31,4ms |
WiMAX +5G 5G回線 | 169.4Mbps 26.6Mbps | 25,3ms |
このように通信速度は実測値でみるとWiMAXは5Gエリアでは100Mbpsを超えているのがわかる。
楽天モバイルって遅いの?
Wi-Fiルーターの機種によって変わってくるよ
実際に利用する場所の電波状況やWi-Fi機器などにより変わるので、一つの指標として見て欲しい。
最大速度は違う?
ポケット型Wi-Fiの比較で「最大○○Gbps」と表記されるが、あくまで理論値で実際の速度とは違う。
WiMAXルーターの通信速度実測値について
WiMAX +5Gの下り最大通信速度は2.7Gbpsですが、この速度はあくまで理論値のため実際の速度はここまで速くありません。
そのため、あらかじめ実際の速度を知っておき、自分が使う目的に不足がないかを確かめておくことが大切でしょう。
UQ WiMAX:WiMAXルーターの通信速度実測値より引用
通信速度において最大速度は速い方が良いが、実測値を確認することが重要です。
速度やレスポンスについて補足しよう。
通信速度の測定結果の見方
速度とレスポンスはセットで確認しよう。
通信速度の測定項目
- 下り(ダウンロード):下りの速度が遅いと動画再生が止まったり、メール受信に時間がかかる
- 上り(アップロード):上りの速度が速いと、Yutubeの投稿やグーグルドライブにデータ保存など短時間で処理できる
- レイテンシ(latency):レスポンスを判断する基準で小さい数値ほどレスポンスが良い
よく下り最大100メガとか1ギガって何のこと?
ダウンロードで毎秒転送できるデータ量を表しているんだ
例えば5Gの理論値は20Gbpsで1秒間に写真データを、625枚位のデータを伝送できる。
オンラインゲームなどではレスポンスの目安となるレイテンシも重要だ
レイテンシの目安は?
利用する通信回線や有線・Wi-Fiなど、接続方法によってレスポンスは変わる。
サービス名 | ダウンロード アップロード | レイテンシ ミリ秒 |
WiMAX+5G Wi-Fi | 169Mbps 26Mbps | 25,3ms |
楽天4G回線 Wi-Fi | 29Mbps 10Mbps | 28,4ms |
NURO光 有線LAN | 737Mbps 538Mbps | 2,7ms |
Biglobe光 有線LAN | 589Mbps 297Mbps | 3,3ms |
OCN光 有線LAN | 481Mbps 370Mbps | 4,5ms |
ソフトバンク光 有線LAN | 412Mbps 282Mbps | 4,8ms |
実測値を元にレイテンシの目安を確認しよう。
レイテンシ | 使用感 | 主なサービス |
0~15ms | 快適 心地よい | DAZNやZOOM会議 オンラインゲームなど |
16~30ms | 気にならない レベル | Youtubeやインスタグラム 画像が多いネットサーフィン |
31~50ms | 少し鈍いかな | メールやテキストが多い ネットサーフィン |
51ms~ | 気になるレベル 3ケタ超えると ストレス感じる | 時間を気にしない ダウンロードや 添付ファイルの無いメール |
このように、ネットサーフィンや動画視聴程度なら楽天モバイルやWiMAXで問題ないが、オンラインゲームなどレスポンスが求められる用途ではひかり回線をオススメしている。
データ量・通信制限
楽天モバイルとWiMAXはデータ上限はないが、モードによって上限が発生する。
楽天モバイル
- 楽天回線:上限なし
- パートナー回線:上限なし
- 海外ローミング:上限2GB
※超過後は最大128kbpsに制限
WiMAX
- スタンダードモード:上限なし
- プラスエリアモード:上限30GB
超過後は最大128kbpsに制限
制限が掛かると月内は解除しないでしょ?
プラスエリアモードの制限は月内は解除しないんだ
スタンダードモードは速度制限は掛からないので、設定を切り替えればOKだ
完全な無制限ではない
楽天モバイル、WiMAXのスタンダードモードはデータ上限ないが、データ利用について注意喚起がある。
UQ WiMAX
一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合がある
楽天モバイル
公平なサービス提供または環境により速度低下する場合あり
実際に上位キャリアから通信是正の通知が来るので、データの使い過ぎに気を付けた方が良い。
速度制限は回避できるか?
速度制限は通信キャリアの判断次第だが、使い過ぎなければ問題ない。
とはいえ1日に何十ギガも使ったりするとマークされる可能性がある。
過去の実例
- 継続して月間200GBくらい利用していたユーザーに対して通信是正の通知が来た
- 月間100GB利用だがYotubeだけ速度制限が掛かり翌月も解除されなかった
実際には1日に何十ギガとか極端な使い方をしなければ問題ない。
対応機器
楽天モバイルとWiMAXのWi-Fiルーターは、性能に大きな差がある。
キャリア | 楽天モバイル | WiMAX |
機種名 | Rakuten WiFi Pocket 2C | Speed Wi-Fi 5G X12 |
通信回線 | 4G LTE 5G未対応 | 5G・4G LTE |
下り最大 | 150Mbps | 3,9Gbps |
上り最大 | 50Mbps | 183Mbps |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi4 5GHz未対応 | Wi-Fi6 |
連続動作 時間 | 約10時間 | 約9時間 |
料金 | 7,980円 | 27,720円 |
Rakuten WiFi Pocket 2Cは高速通信に必要な規格が未対応となっている。
- 通信回線:5G未対応
- Wi-Fi規格:5GHz未対応
楽天5G対応のWi-FiルーターはSIMフリー端末で利用可能
機種のスペックから選ぶならWiMAXだね。
ホームルーターの違い
楽天モバイルのホームルーターは、WiMAXに比べコスパは良くない。
WiMAXとの違いを見てみよう。
キャリア | 楽天モバイル | GMOとくとくBB WiMAX |
機種名 | Rakuten Turbot | Speed Wi-Fi HOME 5G L13 |
月額料金 | 1-12か月:1,980円 13か月~:4,840円 | 初月:1,375円 1か月~:4,807円 |
端末代金 | 41,580円 1,732円×24回 866円×48回 | 27,720円 770円×36回 端末購入サポート 770円×36回割引 |
初期費用 | 3,300円 | 3,300円 |
割引 特典 | なし | 全員対象 キャッシュバック 25,000円 |
2年総額 | 123,420円 | 94,283円 |
月額換算 | 5,143円 | 3,928円 |
2年利用の支払総額を比較すると、WiMAXの方が29,137円安い。
Rakuten Turbotはパートナー回線を利用できない為、楽天回線エリアか必ず確認しよう。
5G対応でデータ上限なく利用できるが、支払総額とエリアの安定性でWiMAXに分があるかな。
利用料金
料金比較は支払総額から月額換算で見よう。
なぜならキャンペーンによって実質の負担額が変わるからだ。
キャリア | Rakuten最強プラン | GMOとくとくBB WiMAX |
機種名 | Rakuten WiFi Pocket 2C | Speed Wi-Fi 5G X12 |
月額料金 | 3GBまで:1,078円 20GBまで:2,178円 20GB超:3,278円 | 初月:1,375円 1か月~:4,807円 |
端末代金 | 7,980円 | 0円 端末購入サポート 24か月利用 |
初期費用 | 3,300円 | 3,300円 |
割引 特典 | 7,979円 | 全員対象 キャッシュバック 14,000円 |
2年総額 | 81,973円 | 106,043円 |
月額換算 | 3,415円 | 4,418円 |
2年利用の支払総額を比較すると、Rakuten最強プランの方が22,552円安い。
通信速度やエリアよりコスパ重視なら、楽天モバイルで間違いなし。
契約期間
楽天モバイルとWiMAXは、契約期間の縛りなく利用できる。
WiMAXの主な販売代理店では法改正で契約期間の縛りや解約違約金がなくなったんだ
WiMAXのレンタルサービスでは期間の縛りや解約金が発生するプランもある
端末代金の残金清算方法
- 楽天モバイル:分割払いを継続できる
- WiMAX:残金は一括清算のみ
端末代金の分割残金は、精算方法が違うので契約前に確認しておこう。
キャンペーン・特典
楽天モバイルとGMOとくとくBB WiMAXの、キャンペーンを比較していこう。
※WiMAXは販売代理店ごとにキャンペーンが違い、今回は2年利用最安のGMOとくとくBB WiMAXで比較しています。
ここから各キャンペーンを解説しよう。
楽天モバイルのキャンペーン
はじめて楽天モバイルを利用の方が対象
- 他社からの乗換・・6,000ポイント
- 新規申し込み・・・2,000ポイント
- 他社からの乗換・・14,000ポイント
- 新規申し込み・・・8,000ポイント
SIMカード・端末同時購入
- 他社からの乗換・・最大12,000ポイント
- 新規申し込み・・・最大6,000ポイント
- 他社からの乗換・・最大12,000ポイント
- 新規申し込み・・・最大8,000ポイント
※端末ごとにポイントが変わる
※2024年3月時点のキャンペーン
対象のキャンペーンを詳しく見たい方は確認してください
期間内にRakuten Linkから、10秒以上の通話がキャンペーン適用条件の為、通話利用者向けのキャンペーンとなる。
今は「スマホそのまま乗り換えキャンペーン」がおトクだね。
GMOとくとくBB WiMAXのキャンペーン
キャッシュバックは3種類で最大54,000円です。
3つのキャッシュバック
- 申込者全員対象:12,000円
- 他社解約違約金等相当:最大40,000円
- 指定オプション同時申込み:2,000円
指定オプション同時申込みのキャッシュバック注意点
同時申込みのオプションは2つ。
同時申込指定オプション
- インターネット安心セキュリティ
月額550円で最大3ヶ月無料 - スマホトラブルサポート+
月額1,078円で最大2ヶ月無料
上記2つのオプションをGMOとくとくBB WiMAXと同時申込みで1か月以上利用が適用条件
※2025年1月12日時点のキャンペーン
比較するとGMOとくとくBB WiMAXのキャッシュバック金額が魅力的だ。
キャッシュバックは忘れず申請しよう
キャンペーンは契約時期によって変わるので、検討時には「GMOとくとくBB WiMAXの評判とは?」を確認して欲しい。
WiMAXはスマホセット割
WiMAXは代理店契約でもau・UQスマホセット割が利用できる。
2024年2月時点では楽天モバイルのスマホセット割の実施ナシ。
WiMAXのセット割
- auスマホ割プラン
- UQ 自宅セット割
スマホのプランで異なるが最大1,100円/月の割引となる。
セット割を利用するには申請が必要です
au・UQモバイルのスマホを利用している人は、セット割の割引で楽天モバイルより2年総額が安くなる可能性もあるね。
ポケット型Wi-Fiとの違い
ポケット型Wi-Fiでコスパの良いクラウドWi-Fiだが、WiMAX・楽天モバイルと何が違うのか比較してみよう。
比較の前にクラウドWi-Fiの特徴を解説します。
クラウドWi-Fiはソフトバンク・au・ドコモのトリプルキャリアが使えるのが最大の特徴。
クラウドWi-Fiのメリット
- トリプルキャリアを1台の機器で利用
- 広範囲のエリアをカバーできる
- 100GBくらいの大容量プランが多い
- 価格設定が安い
- 海外で利用できる
クラウドWi-Fiのデメリット
- 5G回線に対応してない
- 通信キャリアを自分で選べない
- Wi-Fiの5GHz帯を利用できない
メリット・デメリットを踏まえてWiMAX・楽天モバイルと比較していこう。
クラウドWi-FiとWiMAXの比較
クラウドWi-Fiはコスパ重視だ。
種別 | クラウドWi-Fi | WiMAX |
サービス | ZEUS WiFi | GMOとくとくBB WiMAX +5G |
通信回線 | 4G LTE 5G未対応 | 5G・4G LTE |
下り最大 上り最大 | 150Mbps 50Mbps | 3,9Gbps 183Mbps |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi4 5GHz未対応 | Wi-Fi6 |
データ量 | 100GB | 上限なし |
端末代 | レンタル | 27,720円 |
契約期間 | 2年プラン | 縛りなし |
2年総額 | 76,692円 | 104,525円 |
月額換算 | 3,196円 | 4,355円 |
ZEUS WiFiに縛りなしプランもあるが2年利用では割高の為、2年プランで比較している。
クラウドWi-FiとWiMAXの速度比較も見てみよう
サービス | ダウンロード 下り | アップロード 上り |
クラウドWi-Fi 4G回線 | 20.9Mbps | 7.6Mbps |
WiMAX 2+ 4G回線 | 51.8Mbps | 12.4Mbps |
WiMAX +5G 5G回線 | 169.4Mbps | 26.6Mbps |
このように通信速度においてはWiMAXに軍配が上がるが、速度は我慢してコスパ重視ならクラウドWi-Fiもありだ。
クラウドWi-Fiと楽天の比較
楽天モバイルとクラウドWi-FiはWi-Fi機器が同レベルとなる。
種別 | クラウドWi-Fi | 楽天モバイル |
サービス | ZEUS WiFi | Rakuten WiFi Pocket 2C |
通信回線 | 4G LTE 5G未対応 | 4G LTE ※機器が5G未対応 |
下り最大 上り最大 | 150Mbps 50Mbps | 150Mbps 50Mbps |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi4 5GHz未対応 | Wi-Fi4 5GHz未対応 |
データ量 | 100GB | 上限なし |
端末代 | レンタル | 7,980円 |
契約期間 | 2年プラン | 縛りなし |
2年総額 | 76,692円 | 81,973円 |
月額換算 | 3,196円 | 3,415円 |
楽天モバイルはデータ利用量で料金が変わるが、20GB以上利用を想定して比較している。
サービス | ダウンロード 下り | アップロード 上り |
クラウドWi-Fi 4G回線 | 20.9Mbps | 7.6Mbps |
楽天モバイル 4G回線 | 29.1Mbps | 10.2Mbps |
通信エリアやコスパ感はWi-Fi利用限定ならクラウドWi-Fiに分がある。
サブ機と割り切って音声通話とテザリング利用なら、楽天モバイルもありだ
クラウドWi-Fiの口コミや評判が気になる人は「ポケット型Wi-Fiの口コミ・評判は?」を参考にしてください。
楽天とWiMAXオススメはどっち?
WiMAXと楽天モバイルは実用性とコスパ、どちらを重視するかで変わる。
- 速度・実用性重視ならWiMAX
- コスパ重視なら楽天モバイル
それぞれオススメなパターンをまとめたので参考にして欲しい。
WiMAXがオススメな人
WiMAXがオススメな人。
ここから各パターンを解説していこう。
データ上限なくWi-Fiを利用したい
WiMAXはデータ上限なく利用できる。
楽天モバイルも無制限がうりだが、利用できる周波数帯が少なく、建物内や障害物がある場所では弱い電波しか入らない可能性がある。
WiMAXは利用できる周波数が楽天モバイルより多く、比較的安定した通信を実感している
データ利用量が多く、データ上限なく利用したい人はWiMAXは最適だろう。
場所を選ばず高速通信がしたい
WiMAX は5G対応で高速通信ができる。
5Gエリアでは筆者の測定で100Mbpsを超えている。
建物内で5Gは使えないんじゃない?
建物内でも安定して利用できているよ
WiMAX +5Gの実測値
通信回線 | Wi-Fi6 下り 上り ping | Wi-Fi5 下り 上り ping |
8時~9時 | 150Mbps 15.2Mbps 24.1ms | 132Mbps 13.8Mbps 22.7ms |
10時~11時 | 133Mbps 18.1Mbps 25.2ms | 129Mbps 19.7Mbps 26.3ms |
12時~13時 | 124Mbps 15.9Mbps 25.7ms | 97.6Mbps 13.7Mbps 26.4ms |
14時~16時 | 157Mbps 22.6Mbps 27.6ms | 145Mbps 24.8Mbps 26.9ms |
17時~18時 | 150Mbps 17.9Mbps 24.3ms | 130Mbps 16.5Mbps 23.7ms |
19時以降 | 204Mbps 21.9Mbps 26.2ms | 137Mbps 17.8Mbps 20.6ms |
WiMAX 2+の実測値
通信回線 | Wi-Fi6 下り 上り ping | Wi-Fi5 下り 上り ping |
8時~9時 | 41.1Mbps 12.5Mbps 29.7ms | 39.7Mbps 13.3Mbps 40.1ms |
10時~11時 | 39.1Mbps 7.8Mbps 33.6ms | 39.9Mbps 8.9Mbps 30.5ms |
12時~13時 | 65.1Mbps 7.7Mbps 31.7ms | 58.5Mbps 8.1Mbps 29.4ms |
14時~16時 | 70.7Mbps 11.1Mbps 34.4ms | 68.7Mbps 10.9Mbps 33.1ms |
17時~18時 | 70.9Mbps 6.7Mbps 33.7ms | 67.2Mbps 6.3Mbps 31.2ms |
19時以降 | 55.5Mbps 6.4Mbps 33.4ms | 56.9Mbps 7.2Mbps 34.6ms |
楽天モバイルとWiMAXでは同じ5Gでも安定感が違う。
WiMAX +5GはNR化で建物内も安定
NR化とは4G回線の一部周波数帯を、5Gに転用して5Gエリアの拡大させている。
WiMAXでは障害物に強い4Gの周波数帯を5Gに転用して、エリア拡大と建物内でも利用しやすくなっている。
5Gの電波環境が整備され建物内で電波が減衰なく利用できれば、高い周波数の方が高速通信できて良いが、現時点では屋内ではNR化した5Gが使い勝手が良い。
5Gについては「Wi-Fi6と5Gの違いを徹底解説」からどうぞ。
一人暮らしを始める人
一人暮らしを始めるならWiMAXを、使ってみるのもオススメだ。
ポケット型のWiMAXなら自宅、外出先で利用できコスパもひかり回線に比べ良い。
GMOとくとくBB WiMAXなら契約期間中でも違約金なくひかり回線に乗り換えできる。
ライフスタイルが変わっても対応できるね
UQモバイルやauスマホ利用している人
UQモバイル・auスマホユーザーは、WiMAXがオススメ。
WiMAXはUQモバイルやauスマホのセット割が利用できる。
- auスマホ割プラン
- UQ自宅セット割
スマホのプランで異なるが最大1,100円/月の割引となる。
セット割で月々1,100円割引で年間13,200円の割引になる
テザリングでデータ量が増えてきた人は特にオススメだね
テザリングってデータ上限あるの?
auテザリングデータ上限
データ上限 | 30~80GB ※プランごとに上限あり |
データ超過後 | 128kbpsに速度制限 ※当月末まで |
データチャージ | 1GB:1,100円 3GB:3,300円 5GB:5,500円 |
テザリングでデータ容量が足りず3GB以上チャージするなら、WiMAXを追加した方がメリットがある。
楽天テザリングからWiMAXに移行した理由
楽天モバイルはテザリングが追加料金無く、データ上限なしで利用できる。
筆者は楽天モバイルでテザリングを利用していたが、下記の理由でWiMAXを契約した。
- 地下や建物内で電波が弱く使えない場所が多かった
- 利用時間が長くなるとスマホのバッテリーが1日持たない
- 夏場はスマホが高温になり冷却のため通信できなくなる
- テザリング機能のオンオフが面倒くさい
テザリングの頻度が少ない時は良いが、データ量や頻度が多くなる場合はWiMAXを検討しよう。
楽天モバイルがオススメな人
楽天モバイルはこんな人にオススメ。
ここから各パターンを解説していこう。
コスパ良く利用したい人
楽天モバイルはデータ無制限で月額3,278円で利用できる。
利用が少ない月は3GB未満で1,078円となる。
- 3GBまで:1,078円
- 20GBまで:2,178円
- 20GB超過後:3,278円
データ量による料金の上限は決まってるので安心して利用できる
データ量が少ない月は安く利用でき、コスパ重視の人にオススメだ。
速度関係なく大容量で通信したい人
通信速度を気にせず上限なしで利用したい人にはオススメだ。
- 楽天回線:5G・4Gが上限なし
- パートナー回線:上限なし
- テザリング:上限なし
建物内など電波状況によって弱い電波しか入らない場合もある為、速度重視という人は気を付けて欲しい。
とはいえデザリングも上限なしに利用できる、サブ機としてオススメだ。
楽天生活圏の人
楽天モバイルを利用すると地道に楽天ポイントが貯まり、気付けば楽天会員ランクがアップしてポイント倍率もアップ していた。
楽天モバイルを利用するまで楽天ポイントとは無縁でしたが、楽天生活圏の人となった
- 楽天モバイル・楽天カードを同時契約
- 楽天市場でポイント利用
- 楽天Payでキャッシュレス決済を利用
- 普段の生活用品、食料品は楽天カードと楽天Payで決済
そしてダイヤモンド会員になり、楽天経済圏での生活が当たり前になった。
楽天モバイル契約でポイント倍率アップ
- 楽天市場の買い物でポイント5倍
- 楽天カードで街の買い物でポイント2倍
エントリーが必要なキャンペーンもあるので注意しよう。
本当のオススメは併用だ
筆者がWiMAXと楽天モバイルの併用で感じたメリット3つ。
楽天モバイルとWiMAX併用のメリットを伝えていくよ
無料通話で料金削減
楽天モバイルは通話メインの利用でコスパが良い。
実際に筆者はデータ通信はWiMAX、通話とテザリング用として楽天モバイルを併用して料金を削減できた。
変更前 月額負担:9,405円
ソフトバンク メリハリ無制限+
(通話定額オプション+)利用
変更後 月額負担:5,433円 差額3,972円
Rakuten最強プラン:月額 1,078円
WiMAX +5G:月額換算 4,355円
※GMOとくとくBB 2年契約の月額利用料、キャッシュバック、機器代金の支払総額を2年払いの月額換算で算出
Rakuten Linkは音質が少し気になるが、相手から何も言われたことは無いよ
楽天モバイルは常にWiMAXのデータ利用で、最低料金の1,078円/月に抑えられる。
WiMAXの5G通信と、楽天モバイルの無料通話だけでも併用の価値はある。
楽天とWiMAX併用でリスク軽減
データ通信のメイン機はWiMAXだが充電切れや故障時に備え、サブ機として楽天モバイルを利用。
実際にWiMAXの充電を忘れバッテリが切れたが、楽天モバイルのテザリングでしのいだ経験がある。
外出先でZOOM会議や図面や資料のアップロードなどパソコンを使った作業でデータ通信できないのは困る
経験からWiMAXと楽天モバイルを併用することで、リスク減にもつながっている。
エリアの補完で圏外回避
WiMAXの電波が悪い場所でも、楽天モバイルでカバーできる場合がある。
WiMAXの電波が入り辛かったが楽天の電波が良く助かったことがある
このように併用することで、安心して利用できるのもメリットの一つだろう。
WiMAXの電波が悪い場合は「WiMAXの電波が悪い時の改善策は?」を確認してください。
海外利用ができる
楽天モバイルは海外で、データ通信と音声通話が利用できる。
WiMAXは海外で利用出来ないが、楽天モバイルは海外で2GBまで無料でデータ通信可能だ。
Rakuten Linkアプリで海外から無料通話
- 海外から日本の電話番号へ発信:無料
- 海外で日本からの電話を受信:無料
- 海外から日本の電話へSMS発信:無料
- 海外で日本からのSMSを受信:無料
海外で通話やSMSが使えるのはイイね
海外利用時の注意点
対象国・地域の注意点をチェックしよう。
- データ通信・音声通話・SMSは対象国・地域のみ可能
- 他社接続サービス、一部特番への通話は無料通話対象外
- 海外からの発着信は対象国・地域からのみ可能
海外利用時の設定は渡航前に確認しよう。
WiMAXと楽天モバイルは併用することで補完しあえる相性の良さがある
楽天・WiMAXの乗り換え手順
WiMAXや楽天モバイルを利用していると、イメージと違い乗り換えを検討する時もある。
例えば
- 楽天モバイルの電波状況が良くない
- WiMAXのコスパが良くない
- ひかり回線に移行する
- スマホの契約を見直す
WiMAX・楽天モバイル双方の乗り換え手順と注意点をわかりやすく解説します。
楽天からWiMAXへ移行手順
楽天モバイルからWiMAXへ、コスパ良く乗り換えるにはポイントがある。
WiMAX代理店によって他社乗り換えキャンペーンが利用出来るかも?
移行前にチェックポイントを確認しよう。
移行前のチェックポイント4つ
楽天モバイルからWiMAXに乗り換える4つのポイント。
各ポイントについて解説していこう。
WiMAXの通信エリア内ですか?
利用場所がWiMAXのエリア内か確認しよう。
エリア確認手順
- 主な利用場所をピックアップ
- スタンダードモードのエリアか確認
エリア内の場合
- 5Gエリアでは、高速通信が期待できる
- 4Gエリアのみでは、過度の期待はNG
エリア外の場合
パートナー回線エリア内でも、上限が30GBとなりオススメはしません。
エリア内だが利用場所が建物地下など、電波に不安がある方は「Try WiMAX」を利用して実機で試すのもありだ。
「Try WiMAX」が気になる人は「Try WiMAXの注意点を見る」から確認してください。
端末代金の残金はないか?
端末代の分割残金が無いか確認しよう。
端末代の残金の清算が必要だが、他社乗り換えのキャンペーンがあれば活用したいよね
楽天モバイルの端末代の分割残金は解約以降も分割払いが継続となるが、キャンペーンが適用できれば分割残金の負担を減らせる可能性がある。
他社乗り換えキャンペーンは「GMOとくとくBB WiMAX」の条件が良い。
他社乗り換えで最大54,000円のキャッシュバック。
- 解約違約金等相当額で最大40,000円
- 申込者全員対象で12,000円
- 指定オプション同時申込みで2,000円
端末残金がある場合は、WiMAXの乗り換え先を決めておこう。
解約金の有無?
解約金が発生しないかチェックしよう。
規約改定で条件が変わることも・・・
- 2024年2月21日より1年以内の解約で利用意思が無いと判断された場合、1,078円の契約解除料が請求される場合があります。
- 2019年10月より前に契約した最低利用期間があるプランでは、利用年数により解約金が発生するケースがある。
利用意思がないと認められる回線への契約解除料(解約事務手数料)請求開始のお知らせ
契約解除料が発生するプラン例
通話SIM スーパーホーダイ
2018年6月14日20:00から2019年9月30日21:59に申込
- 最低利用期間と契約解除料
12か月・24か月・36か月 - 最低利用期間内の解約:10,780円
2017年9月1日から2018年6月14日19:59に申込
最低利用期間と契約解除料
- 12か月:10,780円
- 24か月:1年以内 21,780円・2年以内 10,780円
- 36か月:1年以内 32,780円・2年以内 21,780円・3年以内 10,780円
スーパーホーダイ以外で利用期間が決められている場合はプランごとで契約解除料が異なります。
契約解除料を負担するなら待った方が良いんじゃない?
そうだね、最低利用期間まで待てるなら先延ばしもあり
我慢できない人は他社乗り換え割りで、負担が出ないか検討してみよう
電話番号を利用していないか?
楽天モバイルで通話を利用しいる人は、乗り換えでなく併用したほうが良い。
今後も電話番号を利用する場合、WiMAXに電話番号を移行できない。
併用してデータ利用をWiMAXに移行することで月額負担が抑えられるので、併用して様子を見るのもありだろう。
実機テストならTry WiMAX
Try WiMAXはWi-Fiルーター実機をレンタルしてお試しできる、UQ WiMAXが提供しているサービスです。
契約前に電波状況を試すことで、下記のような契約後のトラブルを回避できる。
- 契約したけど電波が繋がらない
- 5Gエリアだけど4Gしか使えない
- Wi-Fiルーターが使い辛い
Try WiMAXのサービス内容
- お試し日数:15日間
- 初期費用・レンタル料:0円
- 返却費用:UQ WiMAXが負担
- 手続き方法:Web申込み
Try WiMAXには注意するポイントがある。
Try WiMAXの注意点
- お試し日数は、発送日から返却完了日までの15日間
- 機器の破損、紛失や返却が遅れた場合、違約金が発生する可能性がある
- 申し込み時に違約金分のカード利用枠を一時的に確保される
申し込みと受け取り、返却で各1日は見ておく必要があり配送状況や地域によって、日数が加算される可能性がある。
利用する場所で試せる便利なサービスなので、スケジュールを決めて利用しよう。
Try WiMAXについては「Try WiMAXの注意点」から見てください。
WiMAXから楽天へ移行する手順
WiMAXから楽天モバイルの乗り換えでは、電番号の移行は無い。
手順
- 楽天モバイルの新規契約
- WiMAXの解約手続き
WiMAX解約には注意するポイントがある。
WiMAX解約時の注意点
1.WiMAXの解約時に解約金等が発生しないか確認しよう。
- 最低利用期間がある契約の場合、解約金が発生するケースがある
- 端末代金を分割払いの場合、分割残金は一括清算となる
2.au・UQモバイルのスマホセット割を利用している場合、セット割も解除されるのでコストが合うか確認しておこう。
3.WiMAXの解約締め日を確認しよう。
WiMAXは契約窓口ごとに、解約締め日と解約日が違う。
- UQ WiMAX:即日解約で解約月は日割り計算
- GMOとくとくBB WiMAX:20日締めで当月末解約
- Biglobe WiMAX:25日締めで当月末解約
おさらいポイント
- WiMAXは契約窓口ごとに締め日や、解約日が違うため解約前月には要確認
- データ通信ができない空白期間を作らない様、利用停止日をチェック
- 解約違約金が発生する場合は、回避の可能性や違約金額を踏まえて移行日を検討しよう
楽天モバイルの契約パターン
楽天モバイルの契約は、3パターンある。
- SIMカードとスマホのセット契約
- SIMカードとWi-Fiルーターのセット契約
- SIMカードのみ契約
SIMカードのみ契約した場合、楽天モバイル対応のSIMフリー端末を準備しよう。
SIMフリー端末の選定
楽天モバイルは端末選びが重要だ。
楽天モバイル5G対応のWi-FiルーターはSIMフリー端末で利用できるよ
楽天モバイル5G対応のWi-Fiルーター
- NEC Aterm MR51FN
- 富士ソフト +F FS050W
※自動APN非対応 - Inseego Mifi M2000
楽天モバイル「ご利用製品の対応状況確認」
iPhone6s以降の機種を持っている人は、SIMカードのみ契約して電波状況と無料通話を試すのもありだ。
楽天とWiMAXの実機レビュー
上限なしのモバイル通信で比較対象となる、楽天モバイルとWiMAXを2年以上利用してきた筆者の実体験をお伝えしよう。
WiMAXはこんなイメージ
いまだにWiMAXは繋がり辛いイメージがあるだろう。
格安SIM運営時に、WiMAXから乗り換えの問い合わせが多かった
乗り換え理由
5G対応になる前のWiMAXは、上限は無いけど繋がり辛い?という感じでした。
実際にどう変わったか、説明していこう。
WiMAXの実測値について興味がある方は「WiMAXの通信速度の実測値と速度が遅い時の対策を紹介」もチェックしてください。
地下鉄で圏外になりやすい
WiMAXは5G対応になり周波数が増え、過去の不安定な通信から進化している。
4Gの周波数帯を一部5Gに転用したことで、地下鉄や建物内でも繋がりやすくなった。
実際に地下鉄で測定した結果だ。
駅名 | 通勤時 下り 上り | 帰宅時 下り 上り |
明治神宮前駅 | 3,9Mbps 3,2Mbps | 90,1Mbps 8,1Mbps |
表参道駅 | 29,4Mbps 2,5Mbps | 111,2Mbps 5,3Mbps |
乃木坂駅 | 5,7Mbps 4,8Mbps | 92,7Mbps 7,4Mbps |
赤坂駅 | 1,9Mbps 1,3Mbps | 35,7Mbps 9,5Mbps |
国会議事堂前駅 | 12,1Mbps 3,5Mbps | 66,3Mbps 7,3Mbps |
霞ヶ関駅 | 24,2Mbps 11,7Mbps | 63,9Mbps 15,3Mbps |
地下鉄 東西線 駅名 | 下り 上り |
大手町駅 | 38,5Mbps 17,3Mbps |
竹橋駅 | 90,1Mbps 14,4Mbps |
九段下駅 | 30,6Mbps 8,1Mbps |
飯田橋駅 | 103,5Mbps 10,2Mbps |
神楽坂駅 | 147,2Mbps 5,7Mbps |
早稲田駅 | 114,2Mbps 13,4Mbps |
高田馬場駅 | 35,6Mbps 14,1Mbps |
地下鉄 千代田線 駅名 | 通勤時 下り 上り | 帰宅時 下り 上り |
明治神宮前駅 表参道駅 | 0,9Mbps 1,9Mbps | 8,3Mbps 6,7Mbps |
表参道駅 乃木坂駅 | 3,1Mbps 1,7Mbps | 8,1Mbps 4,8Mbps |
乃木坂駅 赤坂駅 | 2,7Mbps 6,4Mbps | 11,2Mbps 8,6Mbps |
赤坂駅 国会議事堂前駅 | 2,1Mbps 3,6Mbps | 29,8Mbps 6,4Mbps |
国会議事堂前駅 霞ヶ関駅 | 4,8Mbps 3,4Mbps | 18,1Mbps 5,1Mbps |
地下鉄 東西線 駅名 | 下り 上り |
大手町駅 竹橋駅 | 73,7Mbps 15,3Mbps |
竹橋駅 九段下駅 | 38,6Mbps 12,3Mbps |
九段下駅 飯田橋駅 | 130,7Mbps 20,1Mbps |
飯田橋駅 神楽坂駅 | 69,4Mbps 6,3Mbps |
神楽坂駅 早稲田駅 | 45,5Mbps 8,6Mbps |
早稲田駅 高田馬場駅 | 104,1Mbps 9,1Mbps |
さすがに通勤時間帯の混雑状態では通信速度は遅くなるが、radikoやストリーミングなどは途切れす利用できたのは驚いた。
路線によっては電波状況も良く、地上並みの通信速度だった。
建物内で通信速度が遅い
過去と今のWiMAXを比べてみよう。
種別 | 過去 | 現在 |
サービス | WiMAX 2+ | WiMAX +5G |
通信回線 | 4G LTE | 5G・4G LTE |
通信速度 下り最大 | 440Mbps | 3,9Gbps |
通信速度 上り最大 | 75Mbps | 183Mbps |
データ量 | 3日で10GB | 上限なし |
電波特性 | 障害物に弱い | 障害物に強い |
プラス エリアモード | 上限:7GB | 上限:30GB |
5G対応で通信速度が速くなり、データ上限がなくなったのは大きな違いだが、筆者は建物内で5Gが使えたのはうれしいポイントだ。
建物内の実測値
WiMAX +5Gの実測値
通信回線 | Wi-Fi6 下り 上り ping | Wi-Fi5 下り 上り ping |
8時~9時 | 150Mbps 15.2Mbps 24.1ms | 132Mbps 13.8Mbps 22.7ms |
10時~11時 | 133Mbps 18.1Mbps 25.2ms | 129Mbps 19.7Mbps 26.3ms |
12時~13時 | 124Mbps 15.9Mbps 25.7ms | 97.6Mbps 13.7Mbps 26.4ms |
14時~16時 | 157Mbps 22.6Mbps 27.6ms | 145Mbps 24.8Mbps 26.9ms |
17時~18時 | 150Mbps 17.9Mbps 24.3ms | 130Mbps 16.5Mbps 23.7ms |
19時以降 | 204Mbps 21.9Mbps 26.2ms | 137Mbps 17.8Mbps 20.6ms |
WiMAX 2+の実測値
通信回線 | Wi-Fi6 下り 上り ping | Wi-Fi5 下り 上り ping |
8時~9時 | 41.1Mbps 12.5Mbps 29.7ms | 39.7Mbps 13.3Mbps 40.1ms |
10時~11時 | 39.1Mbps 7.8Mbps 33.6ms | 39.9Mbps 8.9Mbps 30.5ms |
12時~13時 | 65.1Mbps 7.7Mbps 31.7ms | 58.5Mbps 8.1Mbps 29.4ms |
14時~16時 | 70.7Mbps 11.1Mbps 34.4ms | 68.7Mbps 10.9Mbps 33.1ms |
17時~18時 | 70.9Mbps 6.7Mbps 33.7ms | 67.2Mbps 6.3Mbps 31.2ms |
19時以降 | 55.5Mbps 6.4Mbps 33.4ms | 56.9Mbps 7.2Mbps 34.6ms |
翌朝まで速度制限が掛かる
これは過去のプランで、今でも3日7GB超過で制限が掛かると思っている人も多い。
今の制限はプラスエリアモードで30GB超過した時
WiMAXではスタンダードモードとオプションのプラスエリアモードがある
- スタンダードモード:上限なし
au 5G/ au 4Gエリア - プラスエリアモード:上限30GB
プラチナバンドの4G回線が利用できる
※プラチナバンドは広範囲に届きやすく、障害物を回り込む特徴がある電波
速度制限が掛かったらどうすれば良いの?
プラスエリアモードの上限を超えたら?
プラスエリアモードは30GB/月を超過すると、当月末まで速度制限が掛かる。
上限を超えてもスタンダードモードに設定を戻せば、速度制限なく利用できるので安心して欲しい
とはいえ筆者はプラスエリアモードを利用したことは無い。
GMOとくとくBB WiMAXの評判とは?デメリットや注意点を徹底解説!も参考にしてください。
楽天モバイルのイメージ
2年以上利用している筆者のイメージだ。
実際に利用してきた結果を伝えよう。
地下や建物内で速度が遅い
実際に地下鉄や建物内では、WiMAXと比べて速度が遅い。
楽天モバイルの周波数帯はWiMAXに比べ、少なく高速通信できる反面、障害物に弱い特徴がある。
帰宅時間の地下鉄で楽天モバイルとWiMAXの実測値です。
駅名 | 楽天モバイル 下り 上り | WiMAX 下り 上り |
明治神宮前駅 | 0,3Mbps 0,1Mbps | 90,1Mbps 8,1Mbps |
表参道駅 | 2,9Mbps 0,1Mbps | 111,2Mbps 5,3Mbps |
乃木坂駅 | 1,9Mbps 0,2Mbps | 92,7Mbps 7,4Mbps |
赤坂駅 | 3,5Mbps 0,4Mbps | 35,7Mbps 9,5Mbps |
国会議事堂前駅 | 6,4Mbps 0,8Mbps | 66,3Mbps 7,3Mbps |
霞ヶ関駅 | 6,4Mbps 0,3Mbps | 63,9Mbps 15,3Mbps |
地下鉄 千代田線 駅名 | 楽天モバイル 下り 上り | WiMAX 下り 上り |
明治神宮前駅 表参道駅 | 1,9Mbps 0,5Mbps | 8,3Mbps 6,7Mbps |
表参道駅 乃木坂駅 | 0,5Mbps 1,3Mbps | 8,1Mbps 4,8Mbps |
乃木坂駅 赤坂駅 | 1,6Mbps 3,7Mbps | 11,2Mbps 8,6Mbps |
赤坂駅 国会議事堂前駅 | 3,9Mbps 0,1Mbps | 29,8Mbps 6,4Mbps |
国会議事堂前駅 霞ヶ関駅 | 0,8Mbps 0,1Mbps | 18,1Mbps 5,1Mbps |
WiMAXと同じ条件で地下鉄で測定を試みたが、朝の満員電車内では電波が弱く測定すらできなかった。
ポケット型Wi-Fiの速度が遅い原因や対処法を詳しく知りたい人は「ポケット型Wi-Fiの速度が遅い原因とは?」を参考にしてください。
速度制限なく利用できた
2年以上の利用で、速度制限は一度もない。
筆者の楽天モバイル利用方法
- スマホのナビでWi-Fi利用
- サーバーからデータのダウンロード
- 作業報告書のアップロード
- 休日は動画視聴
常に快適とは言えないが、速度制限で不便を感じたことはなかった。
どんなに利用しても3,240円
どんなにデータを利用しても3,240円はコスパが良い。
新たに楽天モバイルに割り当てられた、障害物に強い周波数帯の整備が進んでいけば通信エリアは改善されるかもしれない。
ネットが繋がらないと通話できない
Rakuten Linkアプリは、ネットが繋がらない場所だと利用できない。
Rakuten Linkのデメリット
- ネットが繋がらないと利用できない
- Rakuten LinkのSMSはiPhoneで使えない
- iPhoneではRakuten Linkに着信しない
Rakuten Linkのメリット
- 通話無料
- SMS送受信無料
- 海外の電話受信が無料
実際に筆者は都内の建物内で圏外となり、通話とデータ通信ができず苦労した。
このような経験が何度かあり、WiMAXと併用を決める要因となった。
WiMAXと併用してからは通話やデータ通信ができないという状況は解消されたよ
Rakuten Linkの通話無料はかなり重宝しており、楽天を解約するより生かす方向でうまく活用できている。
申込前のチェックポイント比較
WiMAXと楽天モバイルは申込前に手順のチェックが必要。
なぜなら申込窓口や対象キャンペーンを間違えると損してしまう。
- WiMAXは販売代理店によって支払総額が違う
- 楽天モバイルはキャンペーンや適用条件によって利用できないケースがある
どうせ契約するならトクして利用できるよう、ポイントを解説していくよ。
WiMAXは販売代理店選びが重要
WiMAX選びは、どの販売代理店(プロバイダ)を選択するかポイントだ。
UQ WiMAXは販売代理店を利用したサービス拡販を進めているんだ
販売代理店ごとに独自の料金設定や、キャンペーンを展開している。
販売代理店の違いやオススメのWiMAXを紹介するよ。
意外と知らない販売代理店の違い
販売代理店ごとに通信品質の違いはない。
販売代理店ごとの差がないポイント
- 通信エリア・通信回線
- 通信速度
- Wi-Fiルーターの機種・スペック
これはUQ WiMAXの設備や機器を利用する為、販売代理店に違いは出ない。
UQ WiMAXと販売代理店の違いもないよ
販売代理店ごとに違いが出るポイント
- 月額料金
- 初期費用
- オプション内容・料金
- キャッシュバック内容
- 契約期間の縛り
- Wi-Fiルーターの支払方法
- 解約金・締め日
- サポート対応
キャッシュバックや料金設定の差が、支払総額の違い となる。
販売代理店は支払総額で比較
支払総額から月額換算の料金を算出して代理店の料金を比較していこう。
支払当初は月額が安いが最終的には支払総額がかさむケースもある
そのため支払総額と月額換算をみて比較していくのが大事だ。
算出方法
- 支払総額 = 事務手数料 + 機器代金 +(月額料金 × 利用期間)+ 解約金 - キャッシュバック・割引
- 月額換算 = 支払総額を利用期間で割った金額
Wi-Fiルーターの寿命を考慮して当サイトでは端末到着月を含めた25か月で計算。
代理店比較表
販売代理店 | 3年総額 月額換算 | 2年総額 月額換算 | 1年総額 月額換算 |
GMO とくとくBB WiMAX | 163,727円 4,548円 | 106,043円 4,418円 | 61,064円 5,089円 |
BIGLOBE WiMAX | 157,328円 4,370円 | 98,192円 4,091円 | 58,856円 4,905円 |
DTI WiMAX +5G | 170,390円 4,733円 | 122,870円 5,120円 | 75,350円 6,279円 |
ASAHIネット | 161,590円 4,489円 | 116,974円 4,874円 | 72,358円 6,030円 |
Broad WiMAX | 167,205円 4,645円 | 121,929円 5,090円 | 81,471円 6,789円 |
UQ WiMAX | 184,316円 5,120円 | 124,916円 5,205円 | 62,436円 5,203円 |
カシモWiMAX | 178,156円 4,949円 | 128,810円 5,367円 | 80,234円 6,686円 |
Vision WiMAX | 180,730円 5,020円 | 120,142円 5,006円 | 78,881円 6,573円 |
プロがオススメするWiMAX
GMOとくとくBB WiMAXがオススメだ。
なぜなら販売代理店を比較した筆者も利用しているからだ。
筆者が選んだ理由
- 2年契約で最安値
Wi-Fiルーターの寿命を考慮して2年利用を想定して試算すると「GMOとくとくBB WiMAX +5G」が最安だった。 - GMOグループの安心感
国内大手のレンタルサーバー事業やひかり回線など通信サービス全般で実績がある。
同じ品質なら、最安で利用できる「GMOとくとくBB WiMAX +5G」がオススメだ。
料金表
プラン名 | WiMAX +5G ギガ放題プラスS |
事務手数料 | 3,300円 |
月額料金 | 初月:1,375円 1か月目以降 4,807円 |
端末代 | 27,720円 分割24回払い 1,155円×24回 端末購入サポート 1,155円を毎月割引 2年利用で実質0円 |
特典 割引 | 申込者全員対象 12,000円 他社解約違約金相当 最大40,000円 オプション申込み 2,000円 ※併用可能 |
2年総額 | 106,043円 月額換算 4,418円 |
契約期間 | 25か月 |
解約金 | 0円 |
利用回線 | WiMAX 2+ au 5G SA対応 au 4G プラスエリアモード ※SA対応 5G専用基地局を利用で高速通信が期待できる |
データ量 | 上限なし ※プラスエリアモード利用月 追加料金:1,100円 ※プラスエリアモード利用 30GBを超過後は速度制限アリ |
Wi-Fiルーターは2機種
GMOとくとくBB WiMAXの端末は、最新のポケット型とホームルータータイプだ。
タイプ | 持ち運び | 据え置き |
機種名 | Speed Wi-Fi 5G X12 | Speed Wi-Fi HOME 5G L13 |
通信速度 下り最大 | 3,9Gbps | 4,2Gbps |
通信速度 上り最大 | 183Mbps | 286Mbps |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi6 | Wi-Fi6 |
Wi-Fi アンテナ | 2×2 | 4×4 |
Wi-Fi 伝送速度 | 約1,2Gbps | 約2,4Gbps |
有線LAN | 約2,5Gbps クレードル利用 | 約2,5Gbps |
連続通信時間 | 約540分 | ー |
端末代金は分割払い
770円×36回=27,720円(税込み)
Speed Wi-Fi 5G X12専用クレードル(充電台)を利用の場合、クレードル代5,170円(税込)は一括請求となる
WiMAXの端末は基本的に販売代理店ごとに価格差はないが、一部販売代理店では高めの料金設定もある
通信速度は理論値だがポケット型Wi-Fiではハイスペックの部類といえる。
キャッシュバックは最大54,000円
GMOとくとくBB WiMAXのキャッシュバックは3つを組わせることで最大金額となる。
2024年3月からキャッシュバックの併用が可能になった
キャッシュバックは3種類で最大54,000円です。
3つのキャッシュバック
- 申込者全員対象:12,000円
- 他社解約違約金等相当:最大40,000円
- 指定オプション同時申込み:2,000円
指定オプション同時申込みのキャッシュバック注意点
同時申込みのオプションは2つ。
同時申込指定オプション
- インターネット安心セキュリティ
月額550円で最大3ヶ月無料 - スマホトラブルサポート+
月額1,078円で最大2ヶ月無料
上記2つのオプションをGMOとくとくBB WiMAXと同時申込みで1か月以上利用が適用条件
※2025年1月12日時点のキャンペーン
全員対象のキャッシュバックと指定オプション同時申込み利用で、機器代が実質720円で購入できる。
GMOとくとくBB WiMAXはキャッシュバック利用で、最安なので手続きは確実に行おう。
WiMAXのデメリット
筆者が実際に感じたWiMAXのデメリット。
デメリットの解説と対策を伝えていこう。
楽天モバイルに比べ割高
WiMAXで最安の「GMOとくとくBB WiMAX」でも、ポケット型Wi-Fiでは割高な部類だ。
WiMAX GMOとくとくBB | Rakuten最強プラン ※20GB以上利用 | クラウドWi-Fi ZEUS Wi-Fi 2年契約プラン |
2年支払総額 106,043円 | 2年総額 81,973円 | 2年支払総額 76,692円 |
月額換算 4,418円 | 月額換算 3,415円 | 月額換算 3,196円 |
2年利用で比べるとWiMAXとZEUS Wi-Fiで、支払総額27,833円の差が出る。
なぜWiMAXを利用しているか?
筆者がWiMAXを利用する理由は「筆者の理想」に一番近いからだ。
これまで数多くのWi-Fiサービスを利用してきたが、5G回線が利用できるようになり理想に近づいてきた。
料金よりも速度と使い勝手を重視してWiMAXをメイン機に決めた
山間部を走る有料道路で圏外となった
ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアに比べ利用できる周波数が少ない為、山間部や地下で圏外になることがあった。
電車や車両移動が多いが、圏外は年に数回レベルかな
山間部で利用する際は、プラスエリアモードでカバーできるケースが多い。
バッテリが1日持たない
5G対応でバッテリの消費が早くなった。
理由
- 5Gは電波干渉を受けやすくエリア内でも4G・5Gの電波切替が多い
- 通信速度が速くなり高出力で通信を行うため機器の処理が増えた
実際に筆者が利用しているSpeed Wi-Fi 5G X11はノーマルモードで7時間持たなかった。
バッテリ推移の実機比較
Speed Wi-Fi 5G バッテリ推移
ハイパフォーマンスモード
時間 | Speed Wi-Fi 5G X12 | Speed Wi-Fi 5G X11 |
7:00 | 100% | 100% |
9:00 | 76% | 70% |
10:00 | 64% | 53% |
11:00 | 52% | 35% |
12:00 | 40% | 17% |
13:00 | 27% | 7% |
14:00 | 12% | 0% |
15:00 | 0% |
ノーマルモード
時間 | Speed Wi-Fi 5G X12 | Speed Wi-Fi 5G X11 |
7:00 | 100% | 100% |
9:00 | 78% | 73% |
10:00 | 66% | 60% |
11:00 | 55% | 45% |
12:00 | 44% | 30% |
13:00 | 30% | 15% |
14:00 | 19% | 0% |
15:00 | 7% |
電波環境や通信頻度でバッテリー消費は変わるので参考程度に見てください。
事務所や移動中の車内で充電できるので不便は感じてない
モバイルバッテリは予備で携帯した方が良いかな
おさらい!WiMAXのメリット
筆者が実感したWiMAXのメリット3つ。
- 100Mbps以上の通信ができる
- Wi-Fi6でセキュリティ強化
- 速度制限なく利用できる
WiMAXを利用することで具体的に変化したことを伝えよう。
プライベートの時間が増えた
社内や外出先など場所を問わず、ネットを利用する事務処理ができた。
帰社後の事務処理が減ったおかげで、退社が早くなりプライベートの時間が増えた。
通信費が節約できた
社用・個人用スマホは常にWiMAXに繋ぎスマホのギガ数を節約した。
スマホの料金を最低限に抑えられた。
変更前 月額負担:9,405円
ソフトバンク メリハリ無制限+
(通話定額オプション+)利用
変更後 月額負担:5,433円 差額3,972円
Rakuten最強プラン:月額 1,078円
WiMAX +5G:月額換算 4,355円
※GMOとくとくBB 2年契約の月額利用料、キャッシュバック、機器代金の支払総額を2年払いの月額換算で算出
浮いたお金をを好きな趣味に使えたよ
スマホの寿命が延びた
WiMAXを使い始めると、スマホのテザリングを使うことがなくなり、バッテリの持ちが良くなった。
結果的にスマホの寿命が延びて、機種変更を1年先に延ばして出費を抑えられた。
家族で共有できた
家族で外出するときもWiMAXを持参して、外出中のデータ通信をWiMAXでカバーできた。
家族に喜ばれるのがいいよね
家族で利用すると外出時の必需品となり、料金の一部を負担してくるようになった。
このように筆者は料金以上の価値を見出せたと思っている。
GMOとくとくBB WiMAXの評判とは?デメリットや注意点を徹底解説!も参考にしてください。
楽天モバイル契約の4ステップ
楽天モバイルは4つのステップで進めよう。
実際にこのステップで契約したんだ
ここからステップごとに解説しよう。
楽天回線エリア内か確認
楽天モバイルは楽天の自社回線エリアとパートナー回線エリアが利用できる。
利用する場所が楽天回線のエリア内かエリアマップで確認しよう。
通信回線の特徴
楽天回線エリア
- 楽天モバイルが自社で構築している通信エリア
- 通信回線:5G・4G LTE
- 特徴:高い周波数で高速通信できる反面、障害物に弱く建物内や地下では電波が弱くなるケースがある
パートナー回線
- auが楽天モバイル向けに提供している通信エリア
- 通信回線:4G LTE(800MHz対応)
- 特徴:プラチナバントとも呼ばれ広範囲に届きやすく、障害物を回り込む特徴がある電波で建物内も強い
海外データ通信
海外ローミングあり
通信回線の特徴を踏まえ、優先すべき利用回線を確認しよう。
利用回線の優先順位
利用できる回線が多い方を優先しよう。
- 楽天回線エリア(5G・4G)とパートナー回線エリア
- 楽天回線エリア(4G)とパートナ回線エリア
- 楽天回線エリア(5G・4G)
- 楽天回線エリア(4G)
- パートナー回線エリアのみ
パートナー回線のみ利用できるエリアの場合、ローミング契約が解除になると停波になる可能性がある。
楽天回線エリアで利用できない場合、エリアが広がるまで待った方が良いだろう。
パートナー回線の見分けができない
パートナー回線の上限がなくなり、接続回線の確認ができなくなった。
以前はmy楽天モバイルのデータ利用量下に接続中の回線が表示されていたが変わった。
自分がどの回線を利用しているか知りたい人は独自でアプリを入れて確認しよう。
下記画像は楽天モバイルのバンド3に接続中で、パートナー回線ではバンド18になる。
単体利用か併用か
楽天モバイルを単体で利用するか、併用するか事前に決めよう。
なぜなら利用方法で端末が変わるからだ。
- データ通信専用:Wi-Fiルーター
- 音声通話利用:スマホでデータ通信はテザリング
単体利用か併用か比較していこう。
単体利用・併用の比較
楽天モバイル単体利用と併用した場合のメリット・デメリットを比べてみよう。
自分の利用方法に合うか見えてくるよ
楽天モバイルを単体で利用
まずは楽天モバイル単体利用した場合のメリット・デメリットを見ていこう。
メリット
- 楽天モバイルの1契約でコストが安い
- 契約や解約、乗り換えなど手続きが1台分
デメリット
- 通信状態が悪いとき対応できない
- テザリング利用でバッテリが消耗する
- バッテリが切れると代替えがない
単体利用の場合、トラブル時の備えが必要。
楽天モバイルとWiMAXの併用
楽天モバイルとWiMAX併用のメリット・デメリットをまとめてみた。
メリット
- 通信エリアの補完ができる
- 楽天スマホはWi-Fi利用で最低料金で利用
- WiMAXが圏内なら通話可能
- 充電が切れても残り1台でカバーできる
デメリット
- 楽天モバイル、WiMAXの料金が掛かる
- 端末が2台持ちになる
- 解約、乗り換え手続きが2台分
使い慣れるとWiMAXの持ち運びは気にならないな
筆者の実感だが、データ量と通話時間を気にせず利用できるのは大きなメリットだ。
端末別ポイントバックキャンペーン比較
端末ごとのキャンペーンの比較していこう。
Wi-Fiルーター選択
デメリット
- ポイントバックのキャンペーンが無い
- 楽天モバイル紹介キャンペーンの対象外
メリット
・Rakuten WiFi Pocket 2Cの端末代が1円
Wi-Fiルーター利用だと、Rakuten Linkが使えないのでキャンペーンが少ない。
スマホ選択のキャンペーン
スマホ利用の場合、端末同時購入とSIMのみ購入でキャンペーンが変わる。
メリット
・端末同時購入、SIMのみ購入でもポイントキャンペーンが豊富
主なキャンペーン
SIMカードのみ申込み
- 新規申し込み:6,000ポイント
- 他社乗り換え:13,000ポイント
- 楽天カード同時申込み:最大21,000ポイント
SIMカード・端末購入
- Android端末同時購入:最大12,000ポイント
- iPhone端末同時購入:最大12,000ポイント
キャンペーン適用の条件があるので、事前に確認しておこう。
利用機器はSIMフリーか購入か
利用方法が決まったら端末同時購入か、SIMカードのみ購入するか決めよう。
- 楽天モバイル対応端末あり
・・・SIMカードのみ契約 - 楽天モバイル対応端末なし
・・・SIMカードと端末同時購入
SIMカードのみ契約する場合、対応端末か申込前に確認しよう。
※対応状況によって、機器のファームアップや通信設定を手動で行う必要がある
端末同時購入の場合、利用する端末を決めて申し込みを進めよう。
期間内にRakuten Linkから10秒以上の通話がキャンペーン達成条件に組み込まれている為、スマホ利用の場合はRakuten Linkアプリを登録しよう。
my 楽天モバイルアプリはデータ利用量や請求額など確認できるので入れておくと便利だよ
利用キャンペーンを決める
楽天モバイルは自分にあったキャンペーンを活用しよう。
はじめて楽天モバイルを利用の方が対象
- 他社からの乗換・・6,000ポイント
- 新規申し込み・・・2,000ポイント
- 他社からの乗換・・14,000ポイント
- 新規申し込み・・・8,000ポイント
SIMカード・端末同時購入
- 他社からの乗換・・最大12,000ポイント
- 新規申し込み・・・最大6,000ポイント
- 他社からの乗換・・最大12,000ポイント
- 新規申し込み・・・最大8,000ポイント
※端末ごとにポイントが変わる
※2024年3月時点のキャンペーン
対象のキャンペーンを詳しく見たい方は確認してください
利用する端末によってキャンペーンが異なるので間違わないで欲しい。
おさらい!楽天のデメリット3個
筆者が感じた楽天モバイル3個のデメリット。
ここから解説と対策を伝えていこう。
建物内や地下鉄など通信が不安定になる
楽天モバイルは地下鉄や建物内で、電波が弱くなるとデータ通信や通話が不安定になる。
理由
- 楽天モバイルが利用する周波数帯は速度は速いが障害物に弱い
- 楽天回線エリア内ではパートナー回線が停波するケースがある
例えば都心部では、パートナー回線が利用できない場所が多く、建物内や地下では電波が弱く低速になるケースがある。
このように楽天回線エリア内でも、電波が届き辛い場所では圏外となるケースもある。
電波のリスクを考えWiMAXと併用している
通話の遅延やハウリングがおこる
Rakuten Linkは無料通話がメリットだが、通話品質は妥協が必要だ。
固定電話に比べRakuten Linkはインターネット経由の通話で、音質にムラが出る。
Rakuten Linkの音質が良くないときは
- 屋外など電波状態が良い場所に移動する
- スマホを再起動してみる
スマホを再起動すると電波とアプリがリセットされるので試してみて
Rakuten Linkを2年以上利用しているが音質を気にしなければ会話に支障はないかな
スマホ以外で5Gを利用できない
Rakuten WiFi Pocket 2Cは5G非対応です。
Rakuten WiFi Pocket 2Cの特徴
- 5G回線に非対応
- WiーFi4対応で5GHz帯を利用できない
- キャンペーンで端末代が1円
コスパは良いが5G回線・Wi-Fiの5GHz帯は利用できない。
通信速度を重視したい方はSIMフリー端末を検討しよう
- NEC Aterm MR51FN
- 富士ソフト +F FS050W※自動APN非対応
- Inseego Mifi M2000
Wi-Fiルーター利用の場合、キャンペーンが限られるので注意しよう。
プロの目線で疑問点を解説
楽天モバイルとWiMAXを契約する前に、筆者が確認した内容をまとめました。
WiMAXと楽天どっちが良い?
楽天モバイルとWiMAXを比較するなら、コスパと実用性のどっちを重視するかポイント。
筆者は多数のWi-Fiサービスを利用してきたが、100%満足するサービスは存在しない前提で、落としどころを決めている。
WiMAX | 楽天モバイル | クラウドWi-Fi | |
速度 | ◎ | 〇 | △ |
データ量 | ◎ | ◎ | 〇 |
コスパ | 〇 | ◎ | ◎ |
エリア | 〇 | △ | ◎ |
安心感 | ◎ | △ | △ |
このように実用性と安心感を重視するか、コスパを重視するかで分かれるが、WiMAXを利用することによる恩恵にも目を向けたい。
WiMAXのメリットを確認したい人は「おさらい!WiMAXのメリット」をどうぞ。
楽天モバイルで初期契約解除は?
楽天モバイルは8日以内の申告で初期契約解除は可能です。
ただし注意点がある。
- 対象はSIMカードのみで端末や付属品は対象外となる
- 契約解除日までのデータ量に対する料金は発生する
※通信量、通話料、オプションの日割り
特に端末を返却しても返金されないので、お試し感覚で申し込まないで欲しい。
初期契約解除後に再契約キャンペーンは?
楽天モバイルを初期契約解除に再契約しても、1回線目のキャンペーン適用にならない。
例えば、楽天モバイルを契約したが電波状態が悪く初期契約解除して、エリアが改善され再度申し込んでも1回線目のキャンペーンは受けられない。
初期契約解除が適用されても契約した履歴は残るんだ
申込前にエリアの確認は必須だね
楽天のポケット型Wi-Fiで5Gは?
Rakuten WiFi Pocket 2Cで5Gは使えない。
楽天の5Gをポケット型Wi-Fiで利用する方法
楽天回線対応のSIMフリーWi-Fi機器を購入して、楽天モバイルのSIMのみ契約する。
楽天モバイル5G対応Wi-Fiルーター
- NEC Aterm MR51FN
- 富士ソフト +F FS050W※自動APN非対応
- Inseego Mifi M2000
注意点
- データ通信の契約では、キャンペーンが限定される
- 建物内では弱い電波しか入らない場合がある
筆者が利用する場所では、建物内でもWiMAXの5G回線は安定している。
そのためデータ通信のメイン機としてWiMAX、通話用とサブ機として楽天モバイルを併用している。
Wi-Fiルーターのながら充電は?
充電しながらWi-Fiルーターの、長時間利用はオススメしない。
Wi-Fiルーターはスマホ同様にリチウムイオン電池の為、充電を繰り返すと劣化してくる可能性がある。
バッテリの寿命を延ばすには?
- 100%まで充電しない
- 就寝時には電源を切る
- ながら充電しない
- 直射日光を避ける
- 機器は最新バージョンにアップデート
- エコモードなど省電力モードにする
WiMAXに限らず、ポケット型Wi-Fiではバッテリ問題はついて回る。
バッテリの寿命は?
利用環境によるが、これまでの経験から2年を目途に考えた方が良い
WiMAXで楽天SIMは使える?
楽天モバイルの利用可能機器に、WiMAXのWi-Fiルーターは該当していない。
ネット上には利用できる記事や口コミはあるが、リスクがある。
楽天モバイルやWiMAXで推奨していない為、故障や不具合があってもサポートは受けれない可能性があるよ
一時的に利用できてもいつまで使えるか不明だね
格安SIM運営時にあったWi-Fiルーターのよくある問合せ
- 無理に差し込んでSIMカードが傷ついた
- 設定しても通信できない
- SIMカードの変換アダプタを使ったが取り出せなくなった
自分で試した結果、Wi-FiルーターやSIMカードの損傷するリスクもありオススメしない。
楽天モバイルのテザリングは?
筆者は楽天モバイルでテザリングを利用していたが、下記の理由でWiMAXを契約した。
- 地下や建物内で電波が弱く使えない場所が多かった
- テザリングの利用時間が長くスマホのバッテリーが1日持たない
- 夏場にテザリングを使うとスマホが高温になり冷却のため通信できなくなる
- テザリング機能のオンオフが面倒くさい
テザリングは長時間利用に向かない為、WiMAXが使えない時の予備で楽天スマホのテザリングを活用している。
楽天モバイルのお試しサービス?
楽天モバイルに、Try WiMAXのようなお試しプランはない。
Rakuten 最強プラン データタイプはポイント還元で、実質初月3GB無料で利用できるがデメリットが多い。
- キャンペーンの恩恵を受けれない
- Rakuten Linkを試せない
- 楽天回線対応のWi-Fiルーターを用意する必要がある
キャンペーンを利用したい人にはオススメできないかな?
まとめ
WiMAX・楽天モバイルそれぞれ特徴があるが、筆者は併用している今が一番使い勝手が良いと感じている。
利用者によって、環境や重視するポイントも違うので、WiMAXか楽天モバイル、それとも併用か用途に合わせて考えて欲しい。
WiMAXがオススメな人
楽天モバイルがオススメな人
この記事がWiMAXと楽天モバイルの利用を決断する助けになれば幸いです。