Wi-Fi6と5Gって何が違うの?結局どっちが速いの?
この記事では、通信業界を25年経験した筆者がWi-Fi6と5Gの違いを初心者にもわかりやすく解説します。
結論から言うと、5Gは「基地局とスマホをつなぐモバイル回線」、Wi-Fi6は「ルーターと端末をつなぐ無線LAN」の規格です。
つなぐ区間が違うため、どちらか一方を選ぶものではありません。組み合わせて使うことで、はじめて速さを活かせます。

Wi-Fi6と5Gの違いは「つなぐ区間」
Wi-Fi6と5Gの一番大きな違いは、どこからどこまでをつなぐ通信なのかという点です。
どちらも無線の通信規格ですが、担当する区間がまったく異なります。
5Gは基地局とスマホをつなぐモバイル回線
5Gは「第5世代移動通信システム」の略で、携帯電話会社の基地局とスマホ・モバイルルーターをつなぐ回線です。
ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルなどと契約すると、電波が届く場所ならどこでもネットにつながります。
Wi-Fi6はルーターと端末をつなぐ無線LAN
Wi-Fi6は無線LANの第6世代の規格で、Wi-Fiルーターとスマホ・パソコンをつなぐ通信です。
Wi-Fi6自体はインターネット回線ではありません。ルーターの先に光回線や5Gなどの回線があって、はじめてネットにつながります。
道路に例えると、5Gや光回線は「幹線道路」、Wi-Fiは「家の前の私道」のような関係だよ
Wi-Fi6と5Gの違いを比較表で確認
| 項目 | 5G | Wi-Fi6 |
|---|---|---|
| 種類 | モバイル回線(移動通信システム) | 無線LAN |
| つなぐ区間 | 基地局⇔スマホ・ルーター | Wi-Fiルーター⇔スマホ・パソコン |
| 使える範囲 | 基地局の電波が届く屋内外 | ルーターの周辺(主に屋内) |
| 契約 | 携帯電話会社との契約が必要 | 機器だけで使える(ネットには回線契約が必要) |
| 最大速度(理論値) | 20Gbps(目標値) | 9.6Gbps |
| 得意なこと | 外出先や工事なしでネットを使う | 家の中で複数の端末をつなぐ |
このように、5Gは「ネットへの入口」、Wi-Fi6は「家の中の配線」と考えると違いがイメージしやすくなります。
Wi-Fiと5Gはどっちが速い?実測で比較
「Wi-Fiと5Gどっちが速いか」は、Wi-Fiの先にどんな回線がつながっているかで決まります。
Wi-Fiはあくまでルーターまでの区間なので、その先の回線が遅ければWi-Fi6でも速くならないためです。
理論値では5Gが約2倍速い
規格上の最大速度で比べると、5Gは20Gbps、Wi-Fi6は9.6Gbpsです。数字だけなら5Gが約2倍になります。
| 規格 | 最大速度 | 1秒で送れるデータ量の目安 |
|---|---|---|
| 5G | 20Gbps | 約2.5GB(写真約625枚分) |
| Wi-Fi6 | 9.6Gbps | 約1.2GB(写真約300枚分) |
「bps」は1秒間に送れるビット数、「B(バイト)」はデータ量の単位です。8ビット=1バイトなので、20Gbpsは1秒あたり約2.5GBという計算です。
実際の速さは一番遅い区間で決まる
ネットの速さは、回線とWi-Fiのうち遅いほうの区間に合わせて決まります。

ホースに例えるなら、途中に1か所でも細い部分があると、出てくる水の量はその細さで決まってしまうのと同じです。
筆者の実測:5G回線と4G回線の速度差
筆者がWiMAX(Speed Wi-Fi 5G X11)で、回線とWi-Fiの規格を変えて測定した結果です。
| 回線 | Wi-Fi | レイテンシ | ダウンロード | アップロード |
|---|---|---|---|---|
| 5G回線 | Wi-Fi6 | 26.3ms | 169.4Mbps | 26.6Mbps |
| 5G回線 | Wi-Fi5 | 26.0ms | 143.2Mbps | 24.8Mbps |
| 4G回線 | Wi-Fi6 | 33.2ms | 51.8Mbps | 12.4Mbps |
| 4G回線 | Wi-Fi5 | 34.0ms | 49.9Mbps | 12.3Mbps |
Wi-Fi6とWi-Fi5の差より、5Gと4Gの回線の差のほうがはるかに大きいことが分かります。
| 通信回線 | Wi-Fi6 下り 上り | Wi-Fi5 下り 上り |
| WiMAX +5G 5G回線 | 157Mbps 21Mbps | 133Mbps 19Mbps |
| WiMAX 2+ 4G回線 | 56Mbps 10Mbps | 43Mbps 8Mbps |
Wi-Fiの規格を上げるより、回線を速くしたほうが体感の差は大きかったよ
WiMAXの実測値は「WiMAXは本当に速い?」でも詳しく紹介しています。
自宅は光回線のWi-Fi、外出先は5Gが速いことが多い
一般的には、自宅なら光回線+Wi-Fi、外出先ならスマホの5Gのほうが速く使えるケースが多いです。
| 利用シーン | 速くなりやすい組み合わせ | 理由 |
|---|---|---|
| 自宅 | 光回線+Wi-Fi6ルーター | 回線が有線で安定し、屋内の障害物の影響も少ない |
| 外出先 | スマホの5G | 公衆Wi-Fiは利用者が多く混雑しやすい |
| 工事できない家 | 5G対応のホームルーター | 光回線の工事なしで高速回線を使える |
光回線とモバイル回線の速度差は「WiMAXと光回線の違いは速度?」で実測を交えて解説しています。
Wi-Fiより5Gのほうが速いと感じたときの見直しポイント
スマホで「Wi-Fiにつなぐと遅い」と感じたら、Wi-Fi側に原因がある可能性があります。
Wi-Fiが5Gより遅いときのチェック項目
- Wi-Fiルーターが古い規格(Wi-Fi4以前)になっていないか
- 混雑しやすい2.4GHz帯につないでいないか
- ルーターから離れた部屋や壁越しで使っていないか
- マンション共用Wi-Fiなど、回線を大人数で分け合っていないか
ルーターを5GHz帯に切り替えるだけで改善することも多いです。詳しい対処法は「ポケット型Wi-Fiの速度が遅い原因とは?」を参考にしてください。
Wi-Fiの「5G」とスマホの「5G」は別物
Wi-Fiの設定画面に出てくる「5G」は、スマホの5G回線とは関係ありません。
同じ「5G」という表記でも、意味がまったく違うため混同しやすいポイントです。

SSIDの「-5G」「-a」は5GHz帯のこと
Wi-Fiの接続先(SSID)の末尾にある「-5G」や「-a」は、5GHz帯の電波でつながるWi-Fiを表しています。
| SSIDの表示例 | 意味 | 特徴 |
|---|---|---|
| 〇〇-5G/〇〇-a | 5GHz帯 | 速くて干渉に強いが、壁や距離に弱い |
| 〇〇-2G/〇〇-g | 2.4GHz帯 | 遠くまで届くが、家電と干渉しやすい |
Wi-Fi6は2.4GHz帯と5GHz帯の両方で使えます。そのため「Wi-Fi6の5GHz」につないでいても、スマホの5G回線を使っているわけではありません。
5G・5GHz・5GB・5Gbpsの違い
通信の分野では「5G」に似た表記がほかにもあります。
| 表記 | 読み方 | 意味 | 使われ方の例 |
|---|---|---|---|
| 5G | ファイブジー | 通信規格の世代 | 4Gから5Gに機種変更する |
| 5GHz | ごギガヘルツ | 電波の周波数 | Wi-Fiを5GHzに切り替える |
| 5GB | ごギガバイト | データの量 | 月5GBを超えると速度制限 |
| 5Gbps | ごギガビーピーエス | 通信速度 | 下り最大5Gbpsのルーター |
高速道路に例えると、5Gは「道路の種類」、5GHzは「車線」、5GBは「荷物の量」、5Gbpsは「車の速さ」だよ
Wi-Fiの6GHzとスマホの6Gも別物
「Wi-Fi 5G 6G 違い」と調べる方も多いですが、これも別々のものです。
| 表記 | 意味 | 状況 |
|---|---|---|
| Wi-Fiの6GHz帯 | Wi-Fi 6E・Wi-Fi 7で使える新しい周波数帯 | 日本では2022年9月から利用可能 |
| スマホの6G | 5Gの次の世代の移動通信システム | 研究・開発の段階 |
Wi-Fiの6GHz帯を使うには、ルーターとスマホの両方が対応している必要があります。
5Gとは?4Gから進化した3つの特徴
5Gとは、スマホやポケット型Wi-Fiで使うモバイル回線の第5世代を指します。
| 世代 | 主な使われ方 |
|---|---|
| 3G | スマホが登場し、外でネットを見る時代へ |
| 4G | 動画配信やSNSが広がる |
| 5G | 高画質の動画やオンライン会議が日常に |
5Gの3つの特徴
| 特徴 | 4G | 5G(目標値) |
|---|---|---|
| 高速・大容量 | 最大1Gbps | 最大20Gbps |
| 低遅延 | 10ミリ秒 | 1ミリ秒 |
| 多数同時接続 | 10万台/km² | 100万台/km² |
低遅延とは、データを送ってから相手に届くまでの待ち時間が短いことです。スマホでボタンを押してから画面が切り替わるまでの「間」が短くなるイメージ。
多数同時接続により、スマートウォッチや見守りカメラなど多くの機器を一度につなげるようになります。
5Gの周波数「sub6」と「ミリ波」
5Gでは、新しくsub6(サブシックス)とミリ波という周波数帯が割り当てられました。
| 周波数帯 | 日本での主な帯域 | 特徴 |
|---|---|---|
| sub6 | 3.7GHz帯・4.5GHz帯 | 比較的広い範囲をカバーできる |
| ミリ波 | 28GHz帯 | 超高速だが、届く範囲が狭く障害物に弱い |
周波数が高いほど高速になる一方で、電波は遠くまで届きにくくなります。
5Gの基地局「SA」と「NSA」
5G本来の性能を出すには、5G専用の基地局(SA)が必要です。
5Gの基地局の方式
- NSA(ノンスタンドアローン):4Gの設備と組み合わせて5Gを提供
- SA(スタンドアローン):5G専用の設備だけで提供
4Gで使っていた周波数の一部を5Gに転用する「NR化」も進み、5Gでつながるエリアが広がっています。
最新のWiMAX端末も5G SAに対応しています(一部エリアで提供)。WiMAXの5Gについては「WiMAX 2+とWiMAX +5Gの違い」で詳しく解説しています。
Wi-Fi6とは?Wi-Fi 5・6E・7との違い
Wi-Fi6とは、無線LANの第6世代の規格「IEEE 802.11ax」の呼び名です。
Wi-Fiは世代ごとに速さや使える周波数が変わり、現在はWi-Fi 7まで登場しています。
Wi-Fi6はIEEE 802.11axの呼び名
無線LANの規格は、アメリカの電気電子学会(IEEE)が「802.11ax」のような名前で決めています。
ただ番号だけでは分かりにくいため、業界団体のWi-Fi Allianceが「Wi-Fi 6」のような世代名を付けました。
ルーターの箱には「Wi-Fi 6」、製品仕様には「IEEE802.11ax」と書かれていることが多いよ。どちらも同じ規格だね
Wi-Fi 4〜7の違いを一覧表で比較
| 名称 | 規格名 | 最大通信速度 | 周波数帯 |
|---|---|---|---|
| Wi-Fi 7 | IEEE 802.11be | 46Gbps | 2.4GHz/5GHz/6GHz |
| Wi-Fi 6E | IEEE 802.11ax | 9.6Gbps | 2.4GHz/5GHz/6GHz |
| Wi-Fi 6 | IEEE 802.11ax | 9.6Gbps | 2.4GHz/5GHz |
| Wi-Fi 5 | IEEE 802.11ac | 6.9Gbps | 5GHz |
| Wi-Fi 4 | IEEE 802.11n | 600Mbps | 2.4GHz/5GHz |
Wi-Fi6とWi-Fi5の違い
Wi-Fi6はWi-Fi5に比べて、最大速度が約1.4倍になり、混雑に強くなったのが大きな違いです。
| 項目 | Wi-Fi5 | Wi-Fi6 |
|---|---|---|
| 最大速度 | 6.9Gbps | 9.6Gbps |
| 周波数帯 | 5GHzのみ | 2.4GHzと5GHz |
| 複数台の同時通信 | 順番待ちが発生しやすい | OFDMAで同時に通信しやすい |
| セキュリティ | WPA2が中心 | WPA3に対応 |
「Wi-Fi5とWi-Fi6どっちがいい?」と迷うなら、これから買うルーターはWi-Fi6以上を選ぶのがおすすめです。
Wi-Fi6とWi-Fi 6Eの違い
Wi-Fi 6Eは、Wi-Fi6に6GHz帯の電波を追加した規格です。
6GHz帯は使っている機器がまだ少ないため、混雑を避けて通信できます。日本では2022年9月から使えるようになりました。
Wi-Fi6とWi-Fi 7の違い
Wi-Fi 7は、最大46Gbpsの次世代規格です。
複数の周波数帯を同時に使う「MLO」に対応し、通信の安定性も高まっています。日本では2023年12月から利用できるようになりました。
ただし、Wi-Fi 7の性能を活かすには対応ルーターと対応端末の両方が必要です。一般的な家庭の使い方なら、まだWi-Fi6で十分なケースが多いでしょう。
Wi-Fi6はいつから使える?
| 規格 | 使えるようになった時期 |
|---|---|
| Wi-Fi 6 | 2019年9月(Wi-Fi Allianceの認証開始) |
| Wi-Fi 6E | 2022年9月(日本で6GHz帯が解禁) |
| Wi-Fi 7 | 2023年12月(日本で解禁) |
Wi-Fi6の詳しい仕組みは「Wi-Fi6とメッシュWi-Fiの違い」でも解説しています。
Wi-Fi6の5つのメリット
Wi-Fi6には、速さ以外にも混雑に強い・省電力・安全といったメリットもあるのが特徴です。
Wi-Fi6のメリット
- Wi-Fi5より通信速度が速い
- 複数の端末と同時に通信しやすい
- 2.4GHz帯と5GHz帯の両方で使える
- 端末の電池が長持ちしやすい
- セキュリティが強化された
Wi-Fi5より通信速度が速い
Wi-Fi6の最大速度は9.6Gbpsで、Wi-Fi5の6.9Gbpsより約1.4倍速い規格です。
Speed Wi-Fi 5G X11のWi-Fiも、Wi-Fi5は867Mbps、Wi-Fi6は1,201Mbpsと差があります。
下はSpeed Wi-Fi 5G X11で、Wi-Fiの世代ごとに速度を測った結果です。
| 回線 | Wi-Fi | ダウンロード アップロード | レイテンシ |
| 5G | Wi-Fi6 | 169.4Mbps 26.6Mbps | 26.3ms |
| Wi-Fi5 | 143.2Mbps 24.8Mbps | 26.0ms | |
| 4G | Wi-Fi6 | 51.8Mbps 12.4Mbps | 33.2ms |
| Wi-Fi5 | 49.9Mbps 12.3Mbps | 34.0ms |
普段のネット閲覧では差を感じなかったけど、大きなファイルのダウンロードは速くなったよ
複数の端末と同時に通信しやすい
Wi-Fi6は「OFDMA」という技術で、複数の端末へ同時にデータを送れるようになりました。

Wi-Fi5までは1台ずつ順番に通信していたため、つなぐ台数が増えるほど待ち時間が増えていました。宅配便で言えば、1軒ずつ届けていたものを、1台のトラックで複数の家にまとめて届けるイメージです。
2.4GHz帯と5GHz帯の両方で使える
Wi-Fi5は5GHz帯だけでしたが、Wi-Fi6は2.4GHz帯でも使えます。
下の図は同じ場所の電波の様子です。2.4GHz帯は混み合っている一方、5GHz帯は空いているのが分かります。
ルーターの近くは5GHz帯、離れた部屋は2.4GHz帯と使い分けると、どちらでもWi-Fi6の技術を活かせるでしょう。
端末の電池が長持ちしやすい
Wi-Fi6には「TWT」という省電力の仕組みがあります。ルーターと端末が通信するタイミングを決めて、待機中の電力を抑える仕組みです。
スマートスピーカーや見守りカメラなど、常にWi-Fiにつながっている機器ほど効果が大きくなるでしょう。
セキュリティが強化された
Wi-Fi6の認証を受けた機器は、最新のセキュリティ規格「WPA3」に対応しています。
WPA3で強化されたこと
- パスワードを何度も試す不正な接続を防ぎやすい
- パスワードが漏れても過去の通信内容を読み取られにくい
Wi-Fi6は意味ない?速くならない3つの理由
「Wi-Fi6にしたのに速くならない」という声があるのは、Wi-Fi6の性能を活かせない条件がそろっているためです。
端末がWi-Fi6に対応していない
Wi-Fi6ルーターを使っても、スマホやパソコンがWi-Fi5対応ならWi-Fi5の速さで通信します。
Wi-Fi6には互換性があるので古い端末もつながりますが、性能は端末側の規格に合わせて下がります。
筆者のパソコンはWi-Fi4対応のため、Wi-Fi6ルーターにつないでも最大300Mbpsでした。
端末のアンテナ数で上限が決まる
ルーターの箱に「4.8Gbps」と書いてあれば、スマホも4.8Gbpsで使えると思っていない?
実際は、端末に入っているWi-Fiアンテナの数で使える速度が決まるんだ
最大4.8Gbps(8アンテナ)のルーターでも、2アンテナのパソコンなら最大1.2Gbpsになります。
スマホやノートパソコンは2アンテナが多いため、端末の数やアンテナ数に見合ったルーターを選ぶのが賢い選び方です。
電波環境が悪いと規格が下がる
Wi-Fiは、速さよりもデータを確実に届けることを優先する仕組みです。
下はWi-Fi6でつながっていたときの表示で、最大1,201Mbpsでした。
電波状態が悪くなると、自動でWi-Fi4に切り替わり最大144Mbpsまで下がりました。
Wi-Fi6に替えるべきかの判断基準
| Wi-Fi6がおすすめな人 | 急いで替えなくてよい人 |
|---|---|
| Wi-Fi6対応のスマホ・パソコンを使っている | 今の通信速度に満足している |
| 家族で何台も同時に使う | ネット閲覧やメールが中心 |
| ルーターが古く買い替えを考えている | 端末がWi-Fi6に対応していない |
| ホームルーターやポケット型Wi-Fiを新しく契約する | ゲームなどで有線LANを使っている |
ルーターを買い替える予定があるなら、価格差も小さくなっているのでWi-Fi6対応を選んでおくと安心です。
Wi-Fi5とWi-Fi6の見分け方
Wi-Fi6を使えているかは、ルーターと端末の両方の規格を確認すれば分かります。
製品仕様の「IEEE802.11ax」を確認する
製品仕様の「無線規格」などに「IEEE802.11ax」とあれば、Wi-Fi6対応です。
| 仕様の表記 | Wi-Fiの世代 |
|---|---|
| IEEE802.11be | Wi-Fi 7 |
| IEEE802.11ax | Wi-Fi 6/6E |
| IEEE802.11ac | Wi-Fi 5 |
| IEEE802.11n | Wi-Fi 4 |
スマホの対応状況を確認する
iPhoneは、iPhone 11以降のシリーズがWi-Fi6に対応しています。
Androidは機種ごとに異なるため、メーカーの製品仕様で「802.11ax」の記載を確認しましょう。機種によっては、Wi-Fiマークに「6」と表示されるものもあるので見てみてください。
Windowsパソコンで確認する
Windowsでは、接続中のWi-Fiのプロパティから無線LANの機器名を調べられるので試してみましょう。
Wi-Fi規格の確認手順
- 画面右下のWi-Fiアイコンをクリックする
- 接続中のWi-Fiのプロパティを開く
- 「説明」にある機器名をコピーする
- 機器名で検索してメーカーの仕様を確認する


パソコンがWi-Fi6に対応していない場合は、Wi-Fi6対応のUSB子機を挿すだけで使えるようになります。

5GとWi-Fi6を組み合わせて使う方法
5GとWi-Fi6はライバルではなくパートナーです。組み合わせることで、それぞれの強みを活かせます。
自宅は光回線とWi-Fi6ルーターがおすすめ
自宅で複数の端末を使うなら、光回線にWi-Fi6ルーターを組み合わせるのが最も安定した構成です。
工事なしで使うなら5G対応ルーターがおすすめ
工事ができない家や、外でもネットを使いたい人には5G対応のホームルーター・モバイルルーターが向いています。
筆者もWiMAX +5GをWi-Fi6対応のルーターで使い、パソコンやスマホ、タブレットをまとめてつないで使っている状況です。
最新のWiMAX端末Speed Wi-Fi DOCK 5G 01は、Wi-Fi6(IEEE802.11ax)に対応しています。5G回線とWi-Fi6を1台で使えるのが魅力です。
当サイトでは、他社から乗り換える人はGMOとくとくBB WiMAX、新しく契約する人はBIGLOBE WiMAXをおすすめしています。
乗り換えならGMOとくとくBB WiMAX
他社から乗り換える人向けのサービスです。詳しくは「GMOとくとくBB WiMAXの評判・レビュー」をご覧ください。
\他社の違約金・端末残債を最大40,000円還元/
新規契約ならBIGLOBE WiMAX
最低利用期間と契約解除料がないので、初めてでも始めやすいサービスです。「BIGLOBE WiMAXの評判・レビュー」で詳しく解説しています。
\初月0円・キャッシュバックは翌月受け取り/
スマホの5Gとホームルーターを使い分ける
外ではスマホの5G、自宅ではWiMAXのWi-Fiというように回線を使い分けると、通信費とデータ容量の両方を抑えやすくなります。
楽天モバイルとWiMAXを組み合わせる方法は「楽天モバイルとWiMAXはどっちがいい?」で解説しています。
5Gが広がってもWi-Fiはなくならない
5Gエリアが広がったら、Wi-Fiはいらなくなるの?
ならないよ。Wi-Fiがなくなると困ることがたくさんあるんだ
Wi-Fiがなくなると困ること
- タブレットやパソコンも1台ずつ回線契約が必要になる
- 家電やスマートスピーカーをネットにつなげない
- スマホのデータ容量をすぐに使い切ってしまう
このように、5Gが普及してもWi-Fiは家の中のネットを支える存在として使われ続けるでしょう。
Wi-Fi6と5Gに関するよくある質問
Wi-Fiにつないでいるのに5Gと表示されるのはなぜ?
機種によっては、Wi-Fi接続中もモバイル回線の表示が残ることがあります。通常はWi-Fiが優先して使われるので心配はいりません。
iPhoneの「Wi-Fiアシスト」のように、Wi-Fiが弱いときに自動でモバイル回線を使う機能もあります。データ容量が気になる方は設定を確認しましょう。
Wi-Fi6ルーターに古いスマホはつながる?
問題なくつながります。Wi-Fi6は古い規格との互換性があり、Wi-Fi5やWi-Fi4のスマホも接続可能です。ただし速度は端末側の規格に合わせたものになります。
Wi-Fi6とWi-Fi 7はどっちを選べばいい?
今使っているスマホやパソコンがWi-Fi 7に対応していないなら、Wi-Fi6で十分です。Wi-Fi 7の速さを活かすには、端末と回線の両方が高速である必要があります。
まとめ:Wi-Fi6と5Gは違いを知って組み合わせよう
Wi-Fi6と5Gは、つなぐ区間が違う別々の通信規格です。
この記事のポイント
- 5Gは基地局とスマホをつなぐモバイル回線、Wi-Fi6は家の中の無線LAN
- ネットの速さは回線とWi-Fiのうち遅いほうで決まる
- Wi-Fiの「5G」は5GHz帯のことで、スマホの5Gとは別物
- Wi-Fi6の性能を活かすには対応端末が必要
自宅は光回線+Wi-Fi6、工事なしなら5G対応ルーターというように、使う場所に合わせて組み合わせてみてください。
5G対応のポケット型Wi-Fiを探している方は「ポケット型Wi-Fiオススメ9選」もチェックしてみましょう。





















