広告 How to

Wi-Fi6とメッシュWi-Fiの違いからデメリットまで解説!

筆者
筆者

こんな悩みを解決できる記事を用意しました!

この記事では「Wi-Fi6」「メッシュWi-Fi」の違いや特徴を、通信業界で25年の経験を持つプロの目線で初心者にもわかりやすく解説します!

記事前半では「Wi-Fi6・メッシュWi-Fiの特徴」について、後半では「違い」について解説するので、ぜひ参考にしてくださいね!

※「すぐに違いについて知りたい!」という方は、「メッシュWi-FiとWi-Fi6の違いとは? 」から見てくださいね。

Author

「Wi-Fi6」「11ax」の違い

Wi-Fiは通信規格ごとに「IEEE802.11〇〇」という様に表記しています。

例えば「IEEE802.11ac」「IEEE802.11n」と末尾をアルファベットで区別している。

筆者
筆者

とはいえIEEE802.といわれても普通はピンとこない

Wi-Fi Alliance

「Wi-Fi Alliance」はWi-Fi製品の普及を図る業界団体で、無線通信の品質を保証する認証としてWi-Fiマークが使われはじめ、分かりやすく「Wi-Fi〇〇」と数字で世代を表すようになりました。

つまりWi-Fiの第6世代が「Wi-Fi6」で「IEEE802.11ax」となります。

Wi-Fi6と5Gは異なる規格

最近はポケット型Wi-Fiやノートパソコン、iPhone、Androidの上位機種ではWi-Fi6対応のモデルが多くなってきた。

筆者
筆者

ところで高速通信の規格で「Wi-Fi6」と「5G」は良くみかける

とはいえ「Wi-Fi6」と「5G」は通信相手が違うんだ。

Wi-Fi6と5Gの通信

  • 5G:(親)基地局から(子)スマホ・モバイルWi-Fiまでデータの送受信
  • Wi-Fi6:(親)Wi-Fi6対応ルーターから(子)スマホ・パソコンまでデータの送受信

Wi-Fi6と5Gでは利用場所も違う。

Wi-Fi6と5Gの利用場所

  • 5G:5Gの基地局から電波の減衰が少ない屋外通信が得意
  • Wi-Fi6:Wi-Fiルーターは屋内の密集した空間で本領を発揮

Wi-Fi6と5Gの違いを詳しく知りたい方は「Wi-Fi6と5Gの違い」 を見てください。

ここからWiーFi6のメリット・デメリットについて解説していこう。

Wi-Fi6のデメリット2つ

Wi-Fi6には2つのデメリットがある 。

デメリット

  • Wi-Fi6でも電波環境によって高速通信は出来ない
  • 電波環境が良くない場所では、通信速度より通信の確実性が優先される

なぜならWi-Fi通信では、データを確実に届けることが大前提で、且つ可能な限り速く届けることを目的としているからだ。

Wi-Fi6を利用するには対応機器が必要で、Wi-Fiルータとパソコンやスマホの子機と相互で規格を合わせる必要がある。

「Wi-Fi6」4つのメリット

Wi-Fi6は4つメリットがある。

メリット

  • Wi-Fi 5と比較して、最大通信速度が約1.4倍に高速化されている
  • 2.4GHz帯と5GHz帯の周波数を使い分け安定したWi-Fi通信を実現
  • 「OFDMA」という通信技術により複数端末で同時通信が可能となる
  • 「WPA3」という最新のセキュリティ規格を利用して従来の脆弱性を改善

Wi-Fi6では一度に送るデータを効率よく収納して、通信の道を増やし高速化を図っている。

5G low latency

Wi-Fi6のメリット・デメリットに興味がある方は「Wi-Fi6と5Gの違い」をどうぞ。

Wi-Fi4・Wi-Fi5からの進化

Wi-Fi通信ではデータを確実、より速く届けることを目的としている。

このWi-Fiの進化において通信速度の向上が利用者にとって一番気になるところだ。

wifi generation

理論値だが、Wi-Fi 6はWi-Fi 5と比較して、最大通信速度が約1.4倍、Wi-Fi4においては30倍も高速化している。

筆者
筆者

Wi-Fi5からWi-Fi6は速度以外も機能は向上している

Wi-Fi6では通信速度に加え安定したWi-Fi通信を実現させているんだ。

筆者
筆者

Wi-Fi6の進化

  • 一度に送るデータを効率よく収納して、通信の道を増やし高速化
  • 2.4GHz帯と5GHz帯の周波数を使い分け安定したWi-Fi通信を実現

ここからはWi-Fi通信に関わる周波数帯について解説していきます。

Wi-Fi周波数帯の特性

Wi-Fiの周波数帯は「2.4GHz帯」「5GHz帯」 がある。

WiFi Radio wave characteristics

2,4GHz帯と5GHz帯の特徴

  • 2.4GHz帯 アンテナから離れても電波が届きやすいがスピードは遅く、利用機器が多く混雑気味
  • 5GHz帯 アンテナ付近は高速だが距離が離れると電波が届き辛く速度も低下

Wi-Fiの周波数を自動車で例えると

  • 2.4GHz帯はラリー車:F1マシンに比べスピードは遅いが、障害物や悪路でも前に進める機動力重視。
  • 5GHz帯はF1マシーン:直線の高速走行を得意としているが、雨や障害物ではスピードが落ちる。トラブルに弱いがツボにはまると安定して速い速度重視

Wi-Fi5では高速化を目指し、Wi-Fi6では高速化と安定性を目指している。

ポケット型Wi-Fiの速度が遅い原因や対処法を詳しく知りたい人は「ポケット型Wi-Fiの速度が遅い原因とは?」を参考にしてください。

MIMO(マイモ)の役割

筆者
筆者

MIMO(マイモ)は通信に関連するワード

MIMOとはWi-Fi機器のアンテナを束ねて通信する技術

筆者
筆者
筆者
筆者

1車線より2車線使った方が車の荷物(データ)を多く運べるようにWi-Fi5からMIMOも変わった

MIMOの種類

  • Wi-Fi4・・・SU-MIMO(シングルユーザー・マイモ) 1対1の通信
  • Wi-Fi5/Wi-Fi6・・・MU-MIMO(マルチユーザー・マイモ)1対複数で通信
WiFi MU-MIMO

Wi-Fi6では

  • Wi-Fi5・・・ダウンロード 1対3台 アップロード 1対1台
  • Wi-Fi6・・・ダウンロード 1対8台 アップロード 1対8台

MU-MIMOは同時通信できるので、待ち時間なく通信できるんだ。しかもWi-Fi6では同時通信できる台数が8台と向上している。

Wi-Fi6対応のポケット型Wi-Fiが気になる人は「Wi-Fi6対応のWiMAX +5Gの評判」をチェックしてください。

メッシュWi-Fiってなに?

メッシュWi-Fiとは網目のように、電波を広げて利用する構築方法です。

Wi-Fiルーターの電波特性

  • 遠くなるほど電波が弱くなる
  • 壁や障害物があると電波が弱くなる

従来のWi-Fiは、Wi-Fiルーターから電波が届くエリアでパソコンやスマートフォンなど繋いでいました。

Ordinary WiFi

従来のWi-Fiに比べ、電波が弱い場所に網目のように広げられるのがメッシュWi-Fiで、親機と電波が弱いエリアに複数の子機を利用することでエリア全体をカバーできるんだ。

mesh wifi
筆者
筆者

用途によってはWi-Fiの中継器で良いけど・・・

メッシュWi-Fiと中継器の違いを理解しておけば適切な機器を選べる

筆者
筆者

中継器との違い

メッシュWi-Fiと中継器は、電波を遠くまで届けるという役目は同じだが、一極集中か分散型の違いがある。

筆者
筆者

一極集中?東京のこと?

処理をWi-Fiルーターの親機だけで行うか、子機と分散して行うかの違い

筆者
筆者

指示の出し方

  • 中継器:Wi-Fiルーターですべて処理して、中継器は親機の指示に従って電波を飛ばす
  • メッシュWi-Fi:Wi-Fiルーターと同程度の機能を子機に持たせ、Wi-Fiルーターの処理を子機に分散させ負担を減らす

接続台数が少ない場合は問題ないが、台数が多くなると親機の手が回らなくなる感じかな。

メッシュWi-Fiと中継器のイメージ

  • Wi-Fiルーター・・・調理から接客まで店長がこなし、配膳ロボット(中継器)が動けるエリアをカバー
  • メッシュWi-Fi・・・複数のスタッフで各エリアを担当してエリアをカバーする

このように店長一人で頑張っても限界はあるが、有能な複数のスタッフで仕事分散することで大きなエリアをカバーできるんだ。

筆者
筆者

でもスタッフが多くなるとお金もかかる

メッシュWi-Fiのデメリットも理解して無駄な投資を避けよう

筆者
筆者

メッシュWi-Fiデメリット3つ

広範囲でWi-Fi構築できるメッシュWi-Fiには、3つのデメリットがある。

ここから各デメリットを解説していこう。

機器の価格が高い

メッシュWi-Fiは一般的なWi-Fiルーターに比べ値段が高いんだ。

価格が高い理由

  • 法人向けが多い
  • 親機と子機が必要
  • 高速通信でハイスペック
筆者
筆者

それに利用範囲が広がるほど、子機の台数も多くなる

Wi-Fiの高速化に伴い、機器もハイスペックとなり10万円以上する機器も・・・

筆者
筆者

それでもホームユース向けに機器のバリエーションも多くなり低価格帯も出てきている。

メーカーを合わせる

メッシュWi-Fi本体と子機はメーカーを合わせる必要がある。

筆者
筆者

なぜなら全てのメーカー同士で互換性があるわけではないからだ

しかしメッシュWi-Fiの共通規格「EasyMesh」対応製品もあり、違うメーカー同士で利用できるようになってきた。

EasyMeshの注意点

「EasyMesh」対応とはいえ、製品の数だけ組み合わせがあり「接続できない」「Wi-Fiが不安定」など調整が必要になる場合もある。

そんな時に「メーカーごとにマニュアルが違ってわからない」「他社メーカーの子機をサポートしてもらえるか」など不安もあるので、サポート面で考えたらメーカーを合わせるのが無難だ。

カスタマイズが難しい

メッシュWi-Fiは専門知識がなくても簡単に設定できるが、一般的なWi-Fiルーターに比べカスタマイズが難しい。

たとえば

  • オンラインゲーム用のポート開放
  • ゲスト用と通常用の使い分け

上位機種になればカスタマイズできる範囲が広がるが、機器代も高額になる。

4つのメリット

メッシュWi-Fiには4つのメリットがある。

ここからメリットを解説していきます。

場所を選ばないWi-Fi環境

メッシュWi-Fiの子機を増やすことで、広いエリアや遮蔽された場所でもWi-Fiを利用できることが最大のメリットです。

Mesh WiFi Daisy Chain Type
筆者
筆者

一般的なWi-Fiは利用者が増えるとWi-Fiルーターの処理が増える

メッシュWi-Fiは子機が独自でWi-Fi電波を届けくれる

筆者
筆者
筆者
筆者

だから混雑を気にせず各子機のエリアで利用できるんだ

私も現場で見るが、大きなオフィスやホテル、老舗旅館でもメッシュWi-Fiは利用されているよ

筆者
筆者

網目状にエリアをカバー

メッシュWi-Fiは網目状の電波で構築しているので、壁や障害物がある場所でもWi-Fiを利用できる。

mesh wifi

メッシュWi-Fiと通常のWi-Fiでは

  • 通常のWi-Fiルーター
    • 鉄筋の建物や壁、遮蔽物などの影響で電波が弱くなる
  • メッシュWi-Fi
    • 電波の状態が良くない場合は、各子機が自動で電波を切り替える

実際に、スマホで動画を見ながら部屋を移動しても、自動的に子機が切り替わるのでエリアが変わった事に気づかないくらいスムーズだ。

筆者
筆者

メッシュWi-Fiは多くの企業で利用されていることからも安定性が伺えるね

子機を簡単に増やせる

メッシュWi-Fiは環境の変化対してカスタマイズできる。

例えば「テレワーク用にWi-Fiエリアを広げたい」「子供部屋にWi-Fiを繋がるようにしたい」など使う場所を増やす場合には、子機を追加するだけで簡単です。

メッシュWi-Fiは子機の接続方法が2種類あるので初めに購入する際に気を付けたい。

子機の接続方法

  • スター型
  • デイジーチェーン型

ここから子機の接続方法ごとに解説していきます。

スター型

スター型はすべての子機を親機につなぐ方式で「親機→子機→パソコン」という接続の為、円状にエリアを広げられるが遠く離れた場所に拡張できません。

Mesh WiFi Star Type

スター型でも有線LANで繋げば拡張できるが配線工事が必要になる。

デイジーチェーン型

デイジーチェーン型は「親機→子機①→子機②→パソコン」と子機同士で接続ができるので、スター型に比べ遠く離れた場所にも子機を置ける。

Mesh WiFi Daisy Chain Type

例えば親機が自宅の玄関にあるような場合でも子機同士をつないで家全体をカバーできる。

スマホアプリで簡単設定

家庭向けのメッシュWi-Fiはスマホで簡単に設定できる

筆者
筆者

メッシュWi-Fiの設定は難しくないか不安な人も多い

難しいイメージがあるけど、家庭向けならスマホで設定できるんだよ

筆者
筆者
筆者
筆者

専用の設定画面から指示通り進むだけなんだ

他のメーカーも難しくはないので、Wi-Fiルーターの設定画面には入れる人なら問題ない。

メッシュWi-FiとWi-Fi6の違い

Wi-Fi6は無線ネットワークの規格でメッシュWi-FiはWi-Fiエリアを構築する手段と言える。

Wi-Fiエリアの構築手段

  • Wi-Fiルーター単体 エリア狭い
  • Wi-Fiルーター + 中継器 エリアやや広い
  • メッシュWi-Fiルーター + 子機 エリア広い

つまりWi-Fi6対応のメッシュWi-Fiルーターを使ってWi-Fiエリアを構築するイメージだろう。

Wi-Fi6対応のメッシュWi-Fiルーターはとても魅力的だが、利用環境によってはオーバースペックとなる場合もある。

筆者
筆者

失敗しないよう、次の「Wi-Fi6意味ない?」を参考にしてほしい。

Wi-Fi6」意味ない?

Wi-Fi6は高速のWi-Fi通信ができるが、必ず高速になるわけではなくオススメしないケースもある。

なぜなら利用環境によってオーバースペックとなるからだ。

オススメする人

  • Wi-Fi6対応の子機を利用中
  • 複数端末で高速通信を利用したい
  • Wi-Fiルーターが古くなって買い替えを検討中
  • ホームルーターやポケット型Wi-Fiの契約を考えている
  • 複数の部屋でWi-Fiを利用したい
  • 高画質の動画やゲームを楽しみたい(レスポンスにはこだわらない)

オススメしない人

  • 今の通信環境に満足している
  • Webサイトの閲覧やメールのみであまり速度を気にしない
  • Wi-Fi6対応ルーター及び対応の子機を利用していない
  • Wi-Fi環境が良くない(建物構造や電波が混雑している)
  • 常にWi-Fi6のMAX速度を体感したい
  • そもそもWi-Fiを使っていない→有線LAN (オンラインゲームなどレスポンス重要視)

筆者はWi-Fi6を利用しているが、常にWi-Fi6で通信しているわけではない。

Wi-Fi6で通信しない理由

Wi-Fi通信はデータ量や通信端末、Wi-Fiの電波状態などWi-Fiルーターが判断して適切なWi-Fi通信を選択する。

筆者
筆者

例えばデータ量が少ない通信では、Wi-Fi4やWi-Fi5で通信を行うこともある

そのため普段からメールやYahooニュースを見ている程度ではWi-Fi6で通信する必要もなく、設備を整えても意味はない。

メッシュWi-Fiが不要な人

メッシュWi-Fiは便利だがオススメしないケースもある。

オススメする人

  • 家の中どこでもWi-Fiが繋がらないと困る
  • 広範囲で接続台数が多い
  • Wi-Fi環境の見直しを考えてる

オススメしない人

  • 親機だけで問題ない
  • 接続する端末が少ない
  • 利用頻度が少ない

このように利用頻度が少なく、接続台数も少ない人は一般的なWi-Fiで不便は感じない。

まとめ:Wi-Fi6とメッシュWi-Fiは目的が違う

今回は「Wi-Fi6」「メッシュWi-Fi」の違いについて解説しました。

Wi-Fi6は無線ネットワークの規格でメッシュWi-FiはWi-Fiエリアを構築する手段だ。

Wi-Fi6対応とメッシュWi-Fiのメリット・デメリットを理解して機器を選ぶのが良いだろう。

しかし焦って切り替える必要はなく「Wi-Fi機器が古い」「電波が届かない」など、見直しのタイミングで検討されてみてはいかがでしょうか?

Wi-Fi6や5G回線など高速通信について興味がある人は「Wi-Fi6と5Gはどっちが速い?」をチェックしてください。

-How to